ようこそテクノおじさんホームページへ!(2024年11月1日号)

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11月度の記事

俳優の西田敏行さんが10月17日に亡くなりました。私と同じ76歳です。死因は虚血性心疾患
だそうです。味のあるいい役者でした。心から哀悼の意を表します。
10月も暑い日が続きましたが北からの風が吹くといきなり朝の気温は20℃を下まわり感覚的には
秋というよりすぐ冬がやってくるように感じます。温暖化とは短い春、短い秋となる傾向なのでしょうか。



    (1)混迷を深めるウクライナ戦争

    混迷を深めるウクライナ戦争

    ウクライナはNATOと米国が支援を渋るため核爆弾を製造することを目論んでいます。

    元々ウクライナは核保有国でした。しかし欧米の支援を受けることを条件に核を放棄することにした

    いきさつがあります。当時これを進めたのは現在の米国大統領のバイデン氏です。

    まさかバイデンさんが忘れているとは言えません。

    しかし現在バイデン、NATO(EU諸国)はそれを無視した形になっています。

    ウクライナにとって核爆弾を製造することはそれほど難しいことではありません。日本にとっても

    同じことが言えます。窮鼠猫を噛むといいますがロシアはここにきて貧困極まる独裁国家の北朝鮮に

    目を付け金正恩から軍隊の派遣を要請しました。この対価は兵士達に渡るのではなくほとんど

    金正恩一派の懐に入るのでしょう。ロシアはこれらの兵士を最前線に送り戦闘に参加させるでしょう。

    しかもロシアの後方支援は期待できないことがプリゴジンの反乱からわかります。

    当然士気が上がるわけはありません。兵士の中にはウクライナに降伏し韓国に亡命するものが

    多数出てくるでしょう。問題はこの戦争に北朝鮮が国として参加したということです。

    そこで現在北朝鮮と休戦状態にある韓国の動きが活発になると予想されます。韓国も経済状態が

    どん底にあります。韓国は武器の生産および輸出国です。ウクライナに向けて武器輸出が

    活発になることが懸念されます。一方中国も密かに兵士をロシアに送り込んでいるといわれています。

    雇い兵といわれていますが中国から送り込まれた兵士と思われます。

    彼らも前線に送り込まれ悲惨な目に合っていることがネット記事で流れています。

    また習近平はいまだに台湾進攻をあきらめてはいません。彼は世界ががたがたになることを

    本当に望んでいるのです。このように北朝鮮が参戦することにより俄かに戦争の火種が東アジアに

    飛んでくることが予想されます。現在平和ボケしている日本です。衆議院選挙戦真っ只中ですが

    悲しいことにこのような世界情勢について語る党首は一人もいません。それどころか野党、与党の一部の

    メンバーや地方のある首長は中国にご機嫌取りに出かけているくらいです。

    独裁国がどのような残酷で不平等か、民主主義がいかに大切であるのか全くわかっていない人が

    政治家になってほしくないと切に思う次第です。

    (追記)上記の記事を書いた後衆院選の結果が出ました。自民、公明、維新は大敗です。

    国民を甘く見てはいけないですね。



    (2)宮崎空港で不発弾が爆発


    不発弾とは、爆撃機や戦闘機から投下された爆弾及び戦艦や戦車から発射された砲弾が、何等かの原因で爆発せずに

    地中に埋まっているものです。不発になる原因として、信管の不良、火薬の劣化などさまざまな要因があります。

    そこでWebより「信管」を参照してみました。

    信管(しんかん、英: fuseあるいはartillery fuze)とは、弾薬を構成する部品の一つであり、

    弾薬の種類と用途に応じて所望の時期と場所で弾薬を作動させるための装置である。

    現在、以下の4つの機能を持っていて、以下の機能が一つに結合された装置を信管と呼んでいる。

    ①起爆時期を感知する機能

    ②所望の時期以外では起爆させないための安全装置

    ③安全装置の解除機構 

    ④弾薬の起爆装置

    要約すれば衝撃を感知して起爆剤に点火し弾薬を爆発させる装置です。

    空港に埋まっていた不発弾の信管が正常に機能しておれば航空機の通過で爆発することはないでしょう。

    これまで報告されている不発弾の爆発はブルドーザーが不発弾に触れた場合など機械的なショックが

    加えられた時です。しかし今回は違います。長い年月を経て信管の中に水分が進入し起爆用火薬が劣化し

    自然に爆発したのではないかと推測されます。タカタベルトが開発した車用のエアバッグがシール不足から

    水分が侵入し火薬劣化により突然爆発したのとよく似ていますね。



    (3)運転中にシステムアップデートを行う中国製EV

    表題のように運転中に車両の制御部分がシステムアップデート状態になり車両が完全に

    ストップすることがネットで報告されていました。

    ドアの開閉やハザードランプも機能しません。車の設計はパソコンやスマホと同じではありません。

    基本的にはどのような故障が発生しても自力で安全な場所まで移動できることが要求され、

    このような発想でシステムが設計されます。

    BYDやシャオミといった中国のEVメーカーは電池製造、スマホ製造会社でした。

    自動車という過酷な条件下で使用される商品に安易に手を出すとこのような製品ができてしまうのです。

    でも中国では政府の肝いりプロジェクトなので法的なおとがめは受けないようです。

    とても怖い状況です。各社は耐久テスト、信頼性テストなどはまともに実施していないのではないかと思います。

    日本のどこかの自治体のように中国製EVを導入する動きがあります。

    事故発生の可能性もあるので早急に中止した方がよいでしょう。

    トヨタなどが認証試験に不正を行ったとして国土交通省から厳しい処分がありましたが

    中国製のEVは日本の認証制度に絶対パスしません。

    国土交通省は本当に事故の危険性のある危険な車両について目をつむっています。なさけない。


    (4)TESLA ロボタクシー発表

    ハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルのない車両が発表されました。

    あくまでも構想段階の車です。これも上記の記事に通じるところがあります。

    例えば次のような事故を考えてみてください。制御システムがロックする。

    車は全く動かなくなるか、あるいは暴走してしまうかです。

    まだまだコンピュータシステムは100パーセント信頼できるものではありません。

    東京のモノレールである「ゆりかもめ」は無人運転システムを採用しています。 それでも動力系が故障して長時間止まりました。

    また自動運転の地下鉄で終点駅から引き返すはずの車両が方向転換できずに車両止めに

    衝突した例もあります。現在はコンピュータなしでは生活できないようになってきましたが

    100%信頼してはいけません。

    皆さんのスマホやPCが全く問題なく使用できていると自信をもって言えますか。



    (5)老化した細胞を排除する薬が開発されている

    記事 日本医療開発研究機構より

    「順天堂大学医学部内科学教室・循環器内科学講座の勝海 悟郎特任助教、

    大学院医学研究科循環器内科学 南野 徹教授らの研究グループは、

    国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援等により、

    すでに臨床応用されている薬剤から、加齢関連疾患への治療応用を可能にする

    老化細胞除去薬を同定し、その作用機序を明らかにしました。

    これまで加齢により組織に老化細胞が蓄積し、慢性炎症が誘発されることで

    様々な加齢関連疾患の発症や進行につながることが少しずつ明らかになってきましたが、

    病的な老化細胞を除去する薬剤で、大きな副作用の懸念がなく、臨床応用可能なものはありませんでした。

    今回研究グループは、糖尿病の治療薬として開発されたSGLT2阻害薬が、加齢や肥満ストレスに伴い

    蓄積する老化細胞を除去することで、代謝異常や動脈硬化、加齢に伴うフレイル*4を改善するばかりでなく、

    早老症マウスの寿命を延長しうることを確認しました。

    本成果は、アルツハイマー病を含めた様々な加齢関連疾患の治療への応用の可能性を示唆するものです。」

    古代中国の王は「金液丹」という不老長寿の薬を使ったといわれています。

    しかしこれは今では水銀を含む猛毒であることが解明されています。

    毒をもって老化細胞を殺すという考えがあったのでしょうか。安全に老化細胞を駆逐する

    技術がこれからどんどん開発されることを期待します。



    (6)レプリコンコロナワクチン

    このワクチンは新しく導入されたmRNAワクチンです。

    ただネットなどでは根拠不明の悪いうわさが飛び交っているようです。

    このワクチンとファイザー製mRNAワクチンとの違いを見てみましょう。

    このワクチンはMeiji Seika ファルマの自己増殖型ワクチンです。

    ファイザー製mRNAワクチンは体内に入ってコロナウイルスのとげとげ部と同じ構造体を作ります。

    ただしこの構造体は体内で増殖はしません。したがってこの構造体の寿命(6か月くらいか?)になると

    以降体内の抗体は減少していきます。毎年接種が必要なのはこのためです。

    一方レプリコンコロナワクチンは体内に入って構造体を作りますがこれには増殖作用があり

    レプリカ(レプリコンワクチンの名前の由来)を作ります。

    したがって多くの構造体が生産され、より長く体内で抗体が作られるという特徴を持っています。

    ただし無限に増殖するわけではありません。このような理由からネットでは増殖した構造体が吐く息などを通して

    人感染するなど根拠のない噂を広めている人がいます。

    そもそもこの構造体はコロナウイルスではないためCORVIDが発症するわけではありません。

    ただこれまでこの構造体で低い確率ではありますがアナフラキシーを発症して亡くなった人も

    いますのでMeiji Seika ファルマのレプリコンワクチンが作る構造体にも絶対にアナフラキシーが

    発生しないとは言えないでしょう。

    たくさんの治験結果をもとに判断するのが良いと思います。

    ファイザー製とモデルナ製でも違いはありました。また接種後の高熱の発生にも違いがあるようです。

    これらの症状がレプリコンコロナワクチンでどれほど発生するのか今後注目する必要があります。

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今月の技術Tips



<ドコモ系NVMOシムをLenovo ThinkPadのWWANアダプタで使う場合の設定>

ヤフオクで購入したThinkPadにFibocomワイヤレスWANアダプタが付いていました。かなりラッキーな品物でした。


WWAN_Card 
    Fabocom L850-GLDT

これを利用するとUSB WANドングル(たとえばDocomo L-03F)を使うことなくインターネットにモバイルで接続可能になります。

WWAN_Card 
    Docomo L-03Fドングル

設定は簡単だと思っていたのですがこれがかなりの問題を抱えており苦戦しました。

AUやMineoなどの非ドコモ系NVMOシムでは問題ないのだそうですがDocomo系NVMOシムで問題が出る現象です。

問題現象はAPN設定(アクセスポイント設定)を正しく実行しても「圏外」となって接続ができません。

たまに接続できたとしても3G接続(UMTS)となり高速の4GLTE接続は不可能です。

問題の原因は「Windowsが管理するAPN設定ファイルにDocomoのMoperaUなどDocomoシムの標準接続情報が

記述されている」ことです。

Docomo系NVMOシムを検出するとDocomo社の正規SIMと解釈してしまうのではないかと思います。

したがってこの情報を消去することで問題が解決します。

それではやり方を説明します。

 Windowsで設定→ネットワークとインターネット→携帯電話→携帯電話会社の設定 に進みます。そうすると電話モジュールの情報が出てきます。

<製造元:	Fibocom Wireless Inc.
<モデル:	Fibocom L850-GLDT> 
ファームウェア:	18500.5001.08.05.27.12
ネットワークの種類:	3GPP
データ クラス:	UMTS, HSDPA, HSUPA, LTE, HSPA+
IMEI:	015184005167734
携帯電話番号:	*********  ←NVMOシムの電話番号
IMSI:	**********    ←NVMOシムのIMSI
SIM ICCID:	***************  ←NVMOシムのICCID

これを見るとLTE通信も可能です。

さて次にデフォールトで設定されているAPNがどのようになっているかを見ます。

管理者権限でコマンドプロンプトを開き

netsh mbn show profiles とインプットします。すると設定されているAPNが表示されます。

 {*************}のように出ているのは後から設定したAPNです。これ以外は最初から設定されているAPNです。
 
 下記のようにたくさんのAPN情報が入っていました。

 インターフェイス 携帯電話 のプロファイル:
<------------------------------------->
     APN Settings 
    FA392D79-FBC7-4FED-82D3-4964D24662EF
    196833DB-D515-4AED-BD0D-CF2713FB526F
    08110D90-15E2-453F-8D0F-C08939C23D11
    {F2329027-299B-4CB8-9330-B09ECD14EB87}
    {291C1671-A983-44F5-8E3C-AED441043816}

 最初にこれらの情報をすべて消去します。消去コマンドは次のようになります。
 
 例は一番上 と一番下のAPNを消去する例です。

netsh mbn delete profile interface="携帯電話"  name="FA392D79-FBC7-4FED-82D3-4964D24662EF"

netsh mbn delete profile interface="携帯電話"  name="{291C1671-A983-44F5-8E3C-AED441043816}"

netsh mbn show profiles ですべて消去が終わったことを確認します。

消去が終わったら次にAPNの設定を行います。


設定→ネットワークとインターネット→携帯電話→>→携帯電話会社の設定→APN設定 APN追加 に進みます。
私の場合aeonmobileシムを例に設定します。


 APN名                 aeon 
 APN                   n-aeonmobile.com
 ユーザー              user@n-aeonmobile.com 
 パスワード           0000 
 サインインの種類     PAP 
 IPの種類             IPv4 
 APNの種類            インターネットおよびアタッチ 
 
 APNの種類は「インターネットおよびアタッチ」にします。このように設定しないとLTEにはつながりません。(重要)
 
この方法は Fibocom L850-GL の場合に適応されます。同じthinkPadでも

Sierra wireless EM7430 Qualcomm Snapdragon X7LTE-A を採用している場合はAPNの種類は 

APNの種類  インターネット だけになります。

ただし最初から入っているDocomoのAPNは削除する必要があります。

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<PCを使ったリアルタイム翻訳機能を試してみた>

最近リアルタイム翻訳機はいろいろな言語間で活躍しています。

しかしこれらはポータブルの専用機です。そこでPCでもリアルタイムの翻訳が可能か探してみました。

その結果グーグルがWebで翻訳ができるサービスを提供していることがわかりました。これを紹介します。

「グーグル翻訳 音声」で検索するとグーグル翻訳のURLが出てきます。

短い会話程度の文章なら比較的正確に翻訳してくれます。

ただし長い文章には対応してくれないのが欠点です。皆さんも一度トライしてみてはいかがでしょうか。


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<BIOSがパスワードロックされたPCへの対応方法>

セキュリティ強化のためBIOS表示にパスワードを設定することができます。

パスワード設定を設定すると正しいパスワードをインプットしない限りBIOS設定画面に入ることができず

このパソコンは使えなくなってしまいます。

企業が使っているPCにはこのようなBIOSパスワードがかかっているものがあります。個人的にはあまり意味はないと思っています。

PCの中古市場ではこのようにパスワードでロックされたPCが出回っています。価格は一般的に安価です。

さてパスワードが解除できれば再びPCが使えるようになるのですがPCメーカは当然解除の方法を公開していません。

ただし多くの猛者の努力によって解除方法が解明されています。PCメーカによって解除の方法は異なります。

主なメーカーの解除方法について概要を説明します。

もし皆さんがこのようなPCが入手できた場合に有効活用するための参考としてください。

①比較的解除が簡単なPC
PCのBIOSロック解除方法を記述した有名なブログがあります。BIOS Password Backdoors in Laptops
(URL http://dogber1.blogspot.com/2009/05/table-of-reverse-engineered-bios.html )
ASUS,Fujitsu,Dell,Compaq,HP,Insyde H20(BIOS maker),Phoenix(BIOS maker),Sony,Samusung などのPCの解除方法が出ています。

これらのPCでの共通点は間違ったパスワードをインプットして現れるHashコードをもとにPythonで書かれたプログラムを

動かして解除専用のパスワードが得られます。

これにより一時的にBIOS設定画面に入れます。BIOS設定画面に入ったらBIOSパスワードをクリアすればスタート時に

パスワードを要求されなくなります。

ただし前のユーザーが設定していたパスワードが明らかになるというわけではありません。

生成されたパスワードは一時的にBIOS設定画面に入るためのパスワードです。

国内で出回っているBIOSロックされたPCで入手しやすいのは富士通、Dell、HPです。

この中でも富士通製のPCは解除する事例がたくさん出ていますのでこの方法は現在でも有効と思われます。

Dell,HPの場合も現在でも有効と思います。

またPythonプログラムを動作させなくともWEB上でパスワードを生成してくれるサイトもあります。
BIOS Master Password Generator (URL https://bios-pw.org/ ) ,
Remove or reset HP Laptop A-Code bios password (URL https://www.biosbug.com/hp-with-a-code/ ) このサイトには他の
メーカーのPCの解除方法もあります。

ただし最新の機種に適用できtるか否かはWebを調べて成功例を参照することが重要です。

②解除が難しいPC

解除が難しい機種はLenovo,Toshiba、Panasonicです。この3社のBIOSロック品は中古市場で多く出ていますが

解除が難しいのであまり売れていない気がします。

<Panasonic>
PanasonicのLets noteでの解除方法はWebで調べるといくつも出てきます。

古い機種ではBIOS ROM ChipのデータIO端子をPanasonicのロゴが出る寸前にグラウンドショートすると

BIOS設定画面に入れるという例です。

これはBIOSパスワードがかかっているという信号をCPUに送るのを阻止する方法と思われます。

しかしChipを壊してしまう危険性があるためやめた方がよいでしょう。

最近のPCではこの方法はうまくいかないそうです。

ロックを外すためには全く同じ機種のBIOSロックがかけられていない個体のBIOS ROM データを

ROMリードライタで吸い上げ、このデータをロックのかかっている機種に書き込めば解除に成功します。

ただし書き込んだ機種の個体識別番号やMacアドレスがドナーと同じになるのでクローンドナーは

もう使えないジャンク品が良いでしょう。

このような理由からWebにはBIOSイメージデータはどこを探してもありません。

BIOSデータの中にこれらの情報が書かれている場所を見つけ出しこの部分だけを書き直して書き込めば完璧ですが。

<Lenovo>
Lenovoの機種はさらに難しくなります。

Webで調べるとDr-BIOS.comというマニアックなサイトがあります。

このサイトからサポートを受けるのは有料で一年間のサポートが約一万円です。

LenovoのPCではやはりBIOS ROMを書き換えたりしてパスワードを解除します。

しかし最新の機種ではROMにパスワードが保存されているのではなく

EEPROM(いわゆるスーパーIOチップ)に書き込まれているようです。

このような場合はROMをいじるだけでは解決しません。

Dr-BIOS.comはこの辺のデータやツールを提供してくれるとのことです。

解除を専門とする業者ならここからの有償サポートを受けるのはありだと思います。

<Toshiba>
Dynabookなどの機種もBIOSロックされた物が売りに出されていますがWebでの情報は殆ど見つかりません。

以上のように解除は必ず成功するとは限りませんので少々高くてもロックのかかってない方を

購入するのがよいでしょう。






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