ようこそテクノおじさんホームページへ!(2023年2月1日号)

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2023年2月度の記事

月日の経つのは速くもう2月です。
今月も日ごろ感じている話題を取り上げました。 お暇なときにお読みください。




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    (1)トヨタのEVについて


    最近 YouTube にてトヨタのEVを含む数台の EV で1000 km を走ると言う話題を見ました。途中の充電は

    全て急速充電にて行いどの EV が最も早く1000 km 先の目的地につけるかと言うテーマでした。

    ここでの結論はトヨタの EV が最も遅く到達したということです。

    その原因は走行スピードはともかく急速充電が思うように入らなかったということらしいです。トヨタ以外の

    EVとして日産やテスラ製がありました。

    私はこの結果は当然だなと思いました。それはなぜかと言うと 急速充電は電池に対して最も寿命に影響するからだと思います。

    とにかく急速充電すると電池温度が急激に上昇します。電池温度の上昇は電池寿命を大きく短縮する原因であります。

    おそらくトヨタ EV 以外のイーブイでは 急速充電をかなり無理して受け入れているのではないかと推察します。

    トヨタは電池寿命を確保するためかなりの制限を充電に課していると考えられます。従って充電制限がかなり早くかかるのは電池を

    守るためには仕方がないことだと思います。これはトヨタの技術が劣っているわけではなく逆に他社より優れているということだと思います。

    電気自動車の世界では中古車のリセールバリューは3年以降急速に低下すると言われています。すなわちバッテリー寿命は

    せいぜい現実の世界では3年程度と思われます。ハイブリッド車が10年以上40万 km ほどの寿命を持っていると言われてますので

    電気自動車の実用性はまだまだと言えます。もともと電気自動車で1000 km も 連続で走るということは実用上やってはならない行為だと思います。

    (2)一段と使いにくくなった 国税庁の e-tax確定申告書作成コーナー


    私は毎年確定申告を e-tax で行なっております。今年も国税庁の確定申告書作成コーナーで確定申告書を作ります。

    しかし昨年とかなり操作方法が異なっていることに気がつきました。今年のは非常にわかりづらいです。

    昨年までは申告書のフォームの該当項目をクリックするとそのまま入力画面になりました。ところが今年の場合は

    そのような手法が使えなくなってしまいました。毎年分かりづらくなってきております。 e-tax の確定申告書は毎年タレントが

    テレビで簡単にできましたと宣伝しておりますがこれはたぶん嘘です。毎年作ってきた私でさえも戸惑うことが非常に多いです。

    ましてや自分で確定申告書を一度も作ったことのないタレントが簡単にできるわけがありません。

    基本的にはソフトの作り方がまずいのです。ソフトウェアは直感的に実施したい事が出来るような流れを持たなければいけません。

    ところが国税庁のこのアプリはそれが感じられません。やたらと説明が多く また説明を読んでも意味が分からないところがほとんどです。

    このソフトの多くのユーザーは確定申告がどのようなものであるかは大まかにわかってます。従って確定申告書の作成の流れをすんなり受け入れるような

    ソフトウェアの構造を持たなければいけません。これが欠如しております。一般に 政府が作成するアプリはそのアプリの企画書がないのかと

    疑ってしまいます。関係者がどれだけチェックをしてるのか甚だ疑問を感じてしまいます。

    (3)私がワープロ justsystem の一太郎を使わなくなった理由


    私は PC 98時代に justsystem の一太郎を愛用しておりました。当時ではとても優れた変換機能のあるワープロでした。

    近年、一太郎11を購入して使っておりましたが PC が何かの理由で Windows の修復を行わなくてはならなくなりました。

    この場合ユーザーデータは残すを選ぶのですが結果的にはアプリはほとんど削除されてしまいます。

    一太郎を再インストールしますがいざ起動してみると登録台数は1台までですとメッセージが出て先に進みません。

    ジャストシステムはこのようなリスクに対して全く機能しません。 登録台数の管理が必要なソフトウェアにはこのような場合に備えて登録を

    抹消する機能が付いておりますが一太郎にはありませんでした。従ってこの時点で一太郎の継続使用は諦めました。

    継続使用を諦めた理由はこれだけではありません。まず 日本語インプットエンジンATOK の機能の進歩が見られないことです。

    ジャストシステムが別の会社に買収されてからこのワープロの進歩は止まりました。

    Windows との相性も良くありません。日本語変換なら Microsoft の IME で十分な気がしております。今後一太郎を使うことにはならないでしょう。

    (4)Windows10の不思議な不具合


    Windows10は1ヶ月に数回アップデートがあります。 これまでの経験で毎回アップデートしている場合は問題は発生しないのですが

    しばらく電源を切って一か月以上放置しておくと アップデートに失敗することが多々あります。

    アップデートを再度試みるのですが「アップデートに失敗しました」と出て再度試みるも毎回失敗してしまいます。

    この時エラーコードが発生しますがこれを調べてみても全く解決ができませんでした。また Microsoft の公式ページで

    解決方法に対する手がかりが書かれていますがこれも全く役に立ちませんでした。とにかくこのサイトで回復したという情報はありませんでした。

    この場合の対処法として Windows を再インストールする必要があります。しかし修復インストールでは完全にアプリが元に戻ることはありません。

    従って台数制限されているアプリはこの時点で使えなくなってしまいます。一太郎は1台ポッキリのライセンスしかありませんでしたのでこの時点で

    一太郎は使えなくなってしまいました。ジャストシステムはリカバーする手段を提供しておりません。(上述)

    セキュリティソフトのカスペルスキーはこのような場合でも PC の固有の情報を記憶しているらしく再インストールすると また使えるようです。

    皆さんもWindows10、11を使い続けるのであれば毎月実施されるアップデートを必ず実行しましょう。

    (5)マスコミの誤った言葉の使い方


    先日の新聞でこんな記事がありました。「2022年度のサンマの漁獲量は過去最低」という見出しの記事です。

    この言い方は間違っています。正しくは「2022年度のサンマの漁獲量は過去最少」と書くべきでしょう。

    大手新聞の記者の 程度がわかります。論文を書く場合、特に技術論文の場合は量の表現に厳しくチェックが入ります。

    マスコミは「最低」とか「最悪」などの言葉を使いたがりますが例えば生活費に占めるエンゲル係数とか、

    インフレ指数の動向などの言葉を足して述べれば最悪とか最低の言葉を使うのもよいでしょう。

    以前に「戦後最悪の内閣」とありましたが何が最悪なのか明示すべきです!
    (6)現在使っているテレビから異音が出始めました


    私の家のメインテレビは約2008年に購入した42インチの東芝液晶レグザです。最近テレビから異音が出るようになりました。

    ファンが回る音のようです。スイッチを切っても音は出ています。耳が遠くなった私にはあまり気にならないのですが

    娘は気になるといっています。

    またこのテレビのバックライトは冷陰極管(蛍光灯)で最新のようなLEDではありません。スイッチをオンにした直後は画面が暗く、

    しばらくたってから画面が明るくなります。私にはこちらのほうが問題です。そろそろ買い替え時であるように思います。

    しかしメーカによってなぜ価格が大きく異なるのでしょうか。とくにTCLとかハイセンスの中国製は安価です。

             写真
               2008年製東芝レグザ42インチ

      (7)ブラステル050電話の050番号維持料金が新規に課金されます


      Brastelは日系ブラジル人が設立した電話会社で日本で働くブラジル人が便利なように

      格安で海外に電話が掛けられるサービスです。050番号取得は無料でした。

      現在使っているBrastelホンから以下のようなメールが届きました。

      お客様各位,

      拝啓

      平素はMy 050電話サービスをご利用いただきまして誠に有難うございます。
      この度、2023年4月1日以降、My 050番号の利用には6ヶ月毎に550円の番号維持費が必要となります事をお知らせ致します。
      My 050サービス及びMy 050番号維持のための措置となりますが、お客様にはご理解いただけますようお願い申し上げます。

      すなわち無料での050番号付与はもう続けられないということです。

      通話料が安くかつ050番号取得も無料だから便利に使わせていただいたのですがもう解約しようと考えています。

      コロナ禍で収入が減少しているのでしょう。

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      今月の技術Tips

      (1)古いスマホの活用方法はある?

      自宅には数台の古いスマホがあります。全て10年以上前の製品です。
      
      パソコンの場合は10年以上前の機種でもWindows10が動作しますがスマホの場合は最新のOS
      
      (アンドロイド、IOS)はインストール不可能です。
      
      これはスマホのハードウェアがSOC(System On Chip)と呼ばれる一枚のシリコンチップ上にまとめて機能が集約される構成だからです。
      
      このSOCにはソフトウェアも含まれるためパソコンのように書き換えることによって新しい機能を持たせることが困難になります(小さな変更は可能)。
      
      ただし一つのシリコン基板にコンパクトにまとめることができるので小さくても機能満載のスマホが実現できています。
      
      メジャーなアプリは最新のOSバージョンに合わせて作り変えられますので古い機種では殆ど動作は不可能です。
      
      そこで私の所有する古い機種にて現在どの程度のアプリが動くのか検証してみました。
      
      検証に使用したのはシャープのSH06Fです。この機種は地デジ番組をハイビジョンで見ることができます。簡単に捨てるには勿体ない機種です。
      
      
      動作したアプリ
      ・グーグルクローム バージョンは元のままですが動きました。
      ・グーグルマップ  同上
      ・バーコードリーダー
      ・JPradio (NHKその他ラジオ局が聞ける→らじるらじるの代わり)
      
      動作しないアプリ
      ・NHK らじるらじる(PlayStoreからインストールできない)
      ・YouTube(アカウントログインができない)
      ・GoogleDrive(アカウントログインができない)
      ・GoogleCalender(同期せず使えない)
      ・Radiko (GooglePlayにログインできない)
      
      以上のようにグーグル系のほとんどのアプリはアカウントログインができず動作不可。
      
      ほかの機種も同じであろうと思います。高価なものを買っても10年も使えないとは残念です。
      
      
               写真
                 Aquos SH06F

      (2) インテルの第13代Coreiシリーズが発売になりました

      私のメインPCは第12世代のCorei512600Kを使っています。十分な処理能力を持ち満足しています。
      
      今回インテルから12世代と同じLGA1700ソケットの13世代プロセッサーが発売されました。
      
      「第13世代インテル® Core™ プロセッサーでは、第12世代インテル® Core™ プロセッサーとの比較において、
      
      シングルスレッドで約15%、マルチスレッドで約41%も性能が向上しました」と言われています。すごい進歩です。
      
      またサポートするメモリもDDR5-4800からDDR5-5600に向上するなど、周辺のデバイスも第12世代インテル® Core™ プロセッサーから
      
      着実なる進化を遂げています。CPUコアの構成も12世代と比べるとEコアの搭載数が増加しています。チップセットは600シリーズから
      
      700シリーズに変更されているため600シリーズのマザーボードでは使えないかまたは使えたとしてもCPUのパフォーマンスを
      
      十分引き出せないでしょう。性能競争でAMD Ryzenと競っていますが流石インテルですね。
      
      私はまだしばらく12世代マシンを使うつもりです。
      
         
       
       
      

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