ようこそテクノおじさんホームページへ!(2023年10月1日号)

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2023年10月度の記事

10月になりました。ようやく秋らしい日が続くようになってきました。

しかしまだ夏日もあり子供のころに比べ季節は一か月ずれているように思われます。

地球温暖化防止は喫緊の課題ですね。
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    (1)EVに関する勘違い記事(新聞社説)


    「いまや中国のEVは輸出において日本の輸出を超えた。

    日本の主要自動車メーカのEVでの遅れが顕著である」とある新聞の社説にありました。

    この社説を書いている人本当にEVについての知識があるのでしょうか。中国は国策でEVを推進しています。

    内燃機関自動車では技術がないため簡単に作れるEVを国の産業として推進しているのです。

    しかし電池の火災事故が後を絶たないようでとても安心して乗れるものではないようです。

    日本にもBYDのバスが自治体に輸入されているようですが短年で廃車になる場合もあるといいます。

    おそらく電池の劣化、駆動システムなどの故障などが原因ではないかと思われます。

    日本の自動車メーカの技術が遅れていることは決してありません。ハイブリッド車技術はEVよりもはるかに

    難しい技術です。ですから日本の各社がEVを生産することにハードルがあるわけではないのです。

    ただ世界がEVを歓迎する雰囲気にまだなっておりません。

    電池価格、充電インフラ、走行距離、発電設備の増強など解決すべき課題が多くあります。

    このような現実を全く述べないで日本の自動車メーカーは怠慢だと決めつける記事を書いた人はよく現実を分析して

    このような偏った記事を書かないでほしい。こういうところがますます新聞購読者が減少している理由でしょう。



    (2)台風災害に見るインフラ設備の脆弱性が露見


    台風13号で被害を受けた日立市市役所です。地下設備が全く使えなくなりました。

    水害に対する危険度は年々増大しています。日立市の市役所では地下に変電設備、非常用発電機が設置されていましたが

    今回の台風による水害で全く機能できなくなりました。

    このような設備は見えないところに設置しがちですがこれからは考えを変える必要がありそうです。

    同じように東日本大震災の時東京電力の緊急時用ディーゼル発電機も低いところに設置されており機能できなくなりました。

    これからの設備設置の基準として水害に対する危険度チェックを実施する必要があります。

    (3)地中海で発生するハリケーンの一種メディケーン


    リビアで豪雨が発生し多くの人が犠牲になりました原因は台風の一種メディケーンです。

    地中海に発生したハリケーンという意味です。地中海でもこんな低気圧が発生するのかと驚きです。

    発生頻度は高くないようですが過去にも発生しています。

    地中海の海水温は高いですが台風の発生場所であるフィリピンの近海よりは面積も広くないためそう頻繁には

    発生しないのでしょう。しかし地球温暖化によりこのような内海でも発生しやすくなっているということでしょう。

    気象予報者はジェット気流が蛇行したため地中海に冷たい気流が入り込みメディケーンが発生したと言っていました。

    気象予報者は異常気象をジェット気流のせいにします。しかしジェット気流は原因ではなく結果なのです。

    ジェット気流は北極側の寒気団と南側の暖気団の境目に発生する強い気流です。

    南側の暖かい気流の勢力が強ければ当然寒気と暖気の境目は北側に移動します。

    このように南と北の温度差のバランスが崩れた時ジェット気流は北側にずれたり蛇行したりするのでしょう。

    原因の根本は地球温暖化にあると言えます。

    南半球での台風やハリケーンの発生は聞いたことがありませんが温暖化が進めば南半球でも発生する可能性があります。

    (4)VLANを学ぶためのL2スイッチを購入


    先月の記事でVLANについて述べました。今月は導入実践の記事です。

    具体的な導入方法については後述する今月の技術Tipsに載せます。

    まず税込み660円のL2スイッチ(ジャンク)をヤフオクで購入しました。

                  写真

    送料は1100円で本体よりも高いです。まず24ポートのCentreComの製品(GS924M)を選んだ理由です。

    L2スイッチのメーカにはシスコ、ネットギア、パナソニック、Dell、NEC,富士通などがありますがWebでの

    コマンドリファレンスがしっかりしているのはセンターコム、シスコぐらいです。

    国産の機種の場合はWebでのコマンドリファレンスの入手はできますが素人にはちょっと敷居が高いです。

    シスコ製品が良いのですが中古でも高価です。千円以下のものはありません。

    案の定ジャンクですので問題がありました。

    非常に汚れがあります。プリント基板上の汚れがあり綿棒とアルコールで拭き取りました。

    また2個ある冷却ファンのうち一つの騒音が酷いです。

    この種の5V 4mmX4mm小型ファンは中古でも入手が困難です。

    グリスアップしましたが解決しないので外しました。したがってアラームランプが点灯しますが動作には影響はありません。

    接続状態を表示するLEDも明るさが暗いものがあります。何しろ15年以上経過している機種ですから

    仕方ないです。でも端子はすべてギガビット対応です。

    しかしファームウェアのバージョンが初期のものでしたので便利なWebGUIが使えません。

    やはり値段だけのことはありますね。センターコムの場合バージョンアップの環境は優れており

    ネットから最新のファームウェアがダウンロードできました。

    ファームウェアの書き換え方法も丁寧に記述されています。

    しかし普段あまりつかわないFTPまたはTFTPというファイルアップロードソフトを使います。

    有名なスリーコム製の3Cdaemonというソフトをダウンロードして無事最新のファームウェアに更新ができました。

    これでやっとWebGUIによる設定ができるようになりました。



      (5)後期高齢者の運転免許証更新


      私は今年9月に75歳の誕生日を迎えました。

      75歳以上の人を後期高齢者といいます。運転免許証の更新には次のような手順が必要です。

      更新の手紙が届いたらまず自動車学校に運転講習の予約をします。

      ここでは運転実技のほかに視力及び視野の検査および法令講習があります。

      次に最寄りの警察署に出向いて認知症診断のテストを受けます。

      これが結構難しいです。予めネットで模擬試験をしていても本番になると結構失敗してしまいます。

      この二つの結果がOKとなれば誕生日前一か月になった時点で更新案内の手紙がきます。

      運転講習の証明書、認知症診断結果、更新はがきを持って警察署に行きます。

      もちろん高い金を支払わなければなりません。また警察署でも視力検査があります。

      年寄りには各検査次第につらくなってきます。ここでの法令講習はありません。

      比較的短時間で新しい免許証が発行されます。

        (6)中国の家庭における放射線量


        福島の処理水放出に関して、上海の自宅で放射線量を測った人がいます。

        東京の500倍の放射線量が観測されたそうです。

        建築資材に含まれる放射性物質が入っているようです。

        放射線を出すものに花崗岩があります。放射性元素であるウランやトリウムが入っているそうです。

        とくに花崗岩が広く分布している西日本では大地放射線が多いそうです。

        鳥取県中央部の倉吉平野と岡山県の津山盆地をつなぐ峠である人形峠はかつてウラン鉱の産出で有名ですね。

        建材のうちコンクリートは石や砂などを原料にして作られているため、地中と同様、

        カリウム40、ウラン、トリウムなどの放射性物質を含んでいます。

        中国では放射線を放出する鉄材が問題になったことがあります。

        屑鉄を再利用する際高濃度のコバルト60などが紛れ込んだまま製鉄される場合です。

        放射性物質を扱う医療機器の廃棄時に紛れ込むことが原因です。

        台湾で大きな問題になったことがあるということです。

        中国の建材でもこのような鉄が紛れ込んでいるのかもしれません。

        またフフホトの炭坑で発生した作業員の被ばく事故も石炭とウラン鉱が同時に産出される鉱山のためらしく

        このことに知識が乏しい経営者が急遽石炭を量産しようとして起きた事故のようです。

        ウランの混じった石炭はすでに中国の各地で燃やされたそうです。

          (7)電線が地絡した時の安全性


          中国で竜巻が発生した動画を見ました。

          その時切れた電線が地上に落ちそこから激しいアークが出ていました。複数の個所で発生していました。

          この状態は長く続いていました。本来電線が地絡した場合地絡検出ブレーカが働くと考えられるのですが

          中国ではどうなっているのでしょうか。日本では地絡を検出して遮断機が作動します。

          よく聞く話ですが蛇が電柱に登り高圧線に触れてアークが飛び高圧線の電気が遮断されることがありますが

          これは地絡電流が検出され遮断機が動作するためです。

            (8)ジェームズ・ウェッブ望遠鏡が驚くべき事実をもたらす


            ハッブル望遠鏡に替わるジェームズ・ウェッブ望遠鏡が観測した遠くの銀河がもたらす天文学への衝撃的な事実が出てきました。

            宇宙の年齢は136億年と言われています。ジェームズ・ウェッブ望遠鏡の観測結果として130億光年先の銀河が観測されました。

            その銀河は我々のいる銀河と同じくらい大きいという結論が出ました。宇宙の年齢が136億年とするとこの銀河は6億年という

            短い期間で誕生したことになり天文学会で混乱が起きています。通常銀河の形成は130億光年程度と考えられているからです。

            このことからビッグバンは存在しなかった、宇宙の年齢は136億年よりももっと長くて270億光年ではないか、

            短期間で巨大な銀河が構成される可能性がある、などとこれまでの宇宙感を変える必要性に迫られています。

            宇宙は本当に難しいですね。それにしても観測技術の進歩は素晴らしいですね。

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            今月の技術Tips

            
            CentreCom(GS924M)を用いたVLANの構成方法
            
            この機種には種々のVLANが設定できますが中でもMultiple Vlanという設定は私の目論見に合った設定が可能です。
            Multiple VlanではUpLink Port が3ポート設定可能です(UV1,UV2,UV3)。
            各UpLink Port にはそれぞれ複数のアクセスポートが設定できます(Router1,Router2,Router3)。
            名前の付け方は決まっています。私の自宅では無線LANが3基稼働しているので無線LAN経由で他人が私の
            プライベートデータベースにアクセスできないようVLANを設定します。UV1に対してCV1~CV33の範囲でVLAN構成が可能です。
            すなわちCV1~CV33は同じアップリンクUV1に接続されますが互いに絶縁状態となりほかのPCにはアクセスできません。
            このようにして無線LANに接続されたPCから私のPCにアクセスすることを防ぎます。
            結局設定図は以下のようになりました。
            
               写真 
                     GS924Mのコマンドリファレンスより
                     
               写真 
                     GUIによるマルチプルVLAN設定画面
            アップリンクポート
            
            UV1→ルータ1(yamahaNVR510)に接続
            
            アクセスポート
            CV1→自分のメインPCおよび無線LANアクセスポイント1および2
            CV2→無線LANアクセスポイント3
            
            アップリンクポート
            
            UV3→ルータ1(yamahaNVR500)に接続
            アクセスポート
            CV67→サーバー用PC
            
            上記の動作のポリシー
            
            自分のメインPCには無線LANアクセスポイント1および2 から接続できる。
            無線LANアクセスポイント3からはアクセス不可
            サーバー用PCにはどのPCからもアクセス不可
            
            
            
            
            
            
            
            

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