ようこそテクノおじさんホームページへ!(2024年1月1日号)

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2024年度の年賀状です

長く続いたコロナですが今年の年賀状ではやっとアマビエの登場はなくなりました。

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2024年1月度の記事

    (1)なぜ NHK は BS プレミアムチャンネルを廃止したか


    2023年11月30日をもってNHL BSプレミアムが終了しました。多くの番組が減ることになりました。

    なぜ停波したのでしょうか。その理由をNHKは述べていません。以下は私の推定です。

    <あまりにも番組が肥大化している>

    NHKはラジオ第一、第二、地デジ(多数の地方局)、地デジ教育、BS1、BSP、BS4K、BS8Kと大変多くの番組を放送していました。

    これだけあっても国民はほんの一部しか見ないのです。もちろん私のようなBS4K、BS8Kテレビ受像機を持っていない者にとって

    これらは無用な存在です。このような多くのチャンネル向けの番組制作を抱えることが予算的に困難になってきたと思えます。

    <番組の内容が面白くないものが多い>

    大リーグの中継、大相撲、バラエティ番組など個人的にはほとんど見ません。

    これらの番組のファンの方には申し訳ありません。でも受信料はしっかりこれらの分を払っています。

    もちろん紅白歌合戦も見ません。国民が必要とする番組編成をつくるために番組のリストラをするのではないでしょうか。

    私がまだ小さい子供のころのラジオ番組は興味を持って聴いた記憶があります。

    大変古い話ですが「花菱あちゃこのお父さんはお人よし」。

    のちのテレビ時代に入ってからはモノクロテレビながら「一丁目一番地」「事件記者」などは秀逸でした。

    <受信料値下げの原資の確保?>

    NHKの受信料の支払い義務は誰が見ても不自然です。ならばスクランブルをかけて有料化すればよいとつねづね考えてきました。

    でもこれをやるとNHKの収入は現状の番組内容では激減すると思われます。

    これを回避するためのt理由として微々たる受信料値下げの原資をBSP廃止で作るのではないでしょうか。

    いづれにしても現在のNHKはかつての国鉄、郵政、電電公社、日本専売公社などに似てきました。

    ぜひ大胆な改革を望みます。

    (2)AMラジオの停波が始まるか


    民放ラジオ各社は設備の維持や更新に負担の大きいAM放送からFM放送に転換する方向性を打ち出しています。

    実験的にAM放送を休止して影響を検証する取り組みが、早ければ2024年2月に始まるようです。

    AM放送は設備的に大電力で放送しますので設備及びメンテナンス費用が大きいです。

    それに比べFM放送局はサービスエリアは狭いですが設備費用ははるかに安くて済みます。

    中京地区ではすでに民放各社がFMで放送を開始しています。ただしAMも併用状態です。

    AM放送は中波を使います。これは約100km範囲の到達エリアがえられるからです。

    ロシアのような広い地域ではさらに広い範囲に到達できる長波を使います。

    AM放送しかなかった時代には山間地への情報提供にはAMは欠かせないものであったと思います。

    しかし現在ではどこへ行ってもNHK,民放のFM局がありさらにインターネットと使えば

    情報収集は不自由なく行えますこのような理由から大都市圏から発せられるAM放送の存在意義が

    なくなってきたのでしょう。

    AM放送がなくなるのは少し寂しいですが致し方ないと思います。

    AM放送がなくなる場合この周波数帯の電波は何に使うのでしょう。

    (3)日大アメフト部の薬物事件


    日大の事件はあのタックル事件以降今度の薬物事件とかなり悪質です。

    そしていつも問題にされるのが理事会です。報道は理事会のごたごただけを扱い肝心のアメフト部の体質が

    なぜ改善されないのかについては全く取り上げていません。

    大学は教育機関です。心、体、精神+教養を鍛えるところです。

    運動部の理念が欠落しているかまたは教育者の不在を疑います。

    以前は理事会の金権体質を問題視していましたが理事長、理事会メンバー、学長、副学長は教育者としての

    資格がないように思います。どこかの会社で起きる上層部のごたごたのようで現場はほったらかしといった具合でしょうか。

    (4)2038年問題


    次は年の初めに相応しい話題です。

    以前に2000年問題というのがありました。西暦2000年であることをコンピュータが正常に認識できなくなるという問題です。

    多数のコンピュータシステムの内部で日付を扱う際に西暦の下2桁だけで管理しており、上位2桁を省略している

    ことが原因で問題が生じたと言われています。

    今回は2038年問題について解説します。

    この問題は現在の時刻が1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数を採用しているシステムがあることに起因します。

    この秒数を扱う変数が32ビット(符号付変数)である場合

     2^31-1 すなわち 2147483647 秒後は正しくカレンダーを表示できなくなることです。

    この時刻は 2038/01/19 12:14:07 JSTになります。

    この時刻を過ぎると数値がマイナスになり正しい時刻が表示されません。

    PCを含め多くの機器がこのようなカレンダー管理を採用しています。

    すでにお分かりかと思いますがこの変数を64ビットにするかあるいは32ビットのままUnsigned(符号なし)変数にすれば

    この問題は起きません。

    例えばテレビのBCASの2038年問題と呼ばれる録画予約ができなくなるような問題です。

    またそのほかにもPC,自動車のNAVI、スマートフォンなどにも問題が発生する可能性があります。

    2038年近くになるとまた大騒ぎになるでしょう。

    (5)大地震後の火山噴火



    東日本大震災の後日本列島での火山噴火に注意という発表がありました。

    実際に東日本大震災を起こしたマグニチュード(M)9.0の巨大地震の後、関東から九州まで少なくとも13の活火山の

    周辺で地震が活発になったということです。

    日本時間の2023年12月4日4時50分頃、フィリピンで大きな地震がありました。

    震源地はフィリピン付近(フィリピン諸島)で、地震の規模(マグニチュード)は7.0と推定されます。

    一方インドネシアの西スマトラ州にあるマラピ火山では日本時間の12月3日午後5時40分ごろ、大規模な噴火が発生し、

    噴煙が上空およそ1万5000メートルまで上がりました。

    フィリピンとインドネシアとの距離は2000kmほどあり、また噴火は地震の約12時間前に発生していますが

    果たしてこれは関係があるのでしょうか。

    (6)オスプレイは何故危険か



    米軍の輸送機オスプレイが遭難して乗員全員が犠牲になる不幸な事故が起こりました。

    オスプレイは米国で運用が始まった時期から事故が多発し乗員が多数亡くなったことから「Widow Maker]と呼ばれました。

    ではなぜオスプレイが危険なのでしょうか。普通の旅客機は通常複数のエンジンが備わっています。

    単発機もありますがこれらの飛行機ではたとえエンジンが不調になってもすぐ墜落することはありません。

    2個以上のエンジンがある場合は残りのエンジンで航行することもできます。

    一方ヘリコプタではエンジンが止まってもロータが回転することでジャイロ効果により不時着が可能です。

    オスプレイは2基のエンジンを搭載していますが航行中に片方のエンジンが止まるとその推力が失われ、

    さらに大きな空気抵抗となります。これにより機体を回転させるモーメント力が急激に発生し

    パイロットは操縦不可能になります。

    今回の事故は恐らくエンジン停止による事故と思われます。

    オスプレイの構造上エンジン故障時のフェイルセイフ機能が弱いと思われます。

    ホバーリングの状態でも2基のエンジンのバランスを高度に保つ必要があり、ヘリコプタのような安定性はないと思います。

    要するにこの航空機は設計が基本的に間違っているように思われます。

    (7)12月11日のau障害



    au(KDDI)の通信障害が発生しました。

    ニュースではスマホの音声通信、データ通信が影響を受けたと報じていました。

    実は私のパソコンも影響を受けました。私のネット環境はBiglobe光の光通信です。すなわちKDDIです。

    IPoE接続でIPv4 over IPv6接続しています。IPoE接続はネットワークイネーブラーであるJPNEを通しています。

    障害発生時IPv6サイトは問題なくつながっていましたがIPv4サイトはつながり状態が大変悪い状態でした。

    私のPCから発したIPv4パケットはIPv6パケットに乗せられてネットワークイネーブラに届きますが

    ネットワークイネーブラはBiglobeのIPv4サイトにパケットを渡します。

    したがってこのことから推定できることはKDDIのIPv4関係のサーバーに何かしらの障害が発生したものと考えられます。

    おそらくBiglobeのPPPoE接続もつながりにくくなっていたかと思われます。

    銀行関係、NHK他重要な国家機関、地方政府のサイトでは全くといってよいほどIPv6に移行できていません。

    IPv6はIPv4と全く別の通信形態です。過密化するIPv4システムの障害が起こりやすくなっている現状を考慮すると

    IPv6を併用して堅牢な通信体制を確保する必要性があると考えます。

    IPv6を併用できるようにしていくことをもっと真剣に考えていただきたいものです。

    因みにグーグル,アマゾンはIPv4、IPv6両方に対応しています。

    (8)ヤリスHVの補機バッテリーあがり



    私のヤリスHVの補機バッテリーが空になってしまいました。

    まだ購入して半年です。システムを起動しようとしましたが表示パネルが

    ちらついて最後は反応しなくなりました。ジャンプスタート機器を持って

    いないためディーラーに連絡してロードサービスに来てもらいました。

    補機バッテリーの電圧を計ってもらいましたが6Vしかありませんでした。

    ほぼ空の状態です。同じ使い方をしていたプリウスでは一度もこのような

    ことは発生しませんでした。

    ネットで「ヤリスHVのバッテリー上がり」を調べてみると結構出てきます。

    非稼働時の補機電力消費が大きいのが原因のようです。セキュリティカメラ、

    通信系、などが加わったためと思われます。とくにカメラは常時稼働のようです。

    今度ディーラーでの点検時稼働時間を少なくなるように設定が変更できるのなら

    変更してもらうつもりです。またこのような事態に備え充電器を用意します。

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今月の技術Tips


中古ネットワークカメラを使えるようにする 
 


イーサーネット回線で動画を配信するカメラをネットワークカメラと言います。
新しく我が家に来たパピヨンのショーへー君を遠隔監視しようと思いネットワークカメラの
導入が格安でできないか検討してみました。
そこで池上通信機の中古ネットワークカメラ2台をヤフオクで購入してみました。
写真
2台で税込み1900円でした。かなり古いカメラですのでマニュアルもなく、以前の使用者が どのように設定していたかもわからないためまず画像をPCに映し出せるかが最初の関門になります。 ikegamiのサイトにもファームウェアの更新はありません。 品物が佐川急便で届き、早速PoE電源を使って起動します。 このカメラはDHCP機能を備えているのでDHCP機能をONにしたルータにつないでみました。 アドレスは192.168.2.3となっていました。見つけにくい固定IP設定でなくラッキーでした。 グーグルクロームで192.168.2.3にアクセスしてみます。 ikegamiのカメラWindowが立ち上がります。 写真
真っ先にプラグインをダウンロードしてインストールせよと表示が出ます。 この時点でカメラ映像は出ません。このプラグインが必須のようです。 写真
プラグイン名はNACL Web Plug-in のようですが「このアイテムはChromeOSでのみ実行できます」と 出ていて全く先に進めません。 写真
以前はインストールできたようですが現在はサポート終了のようです。 グーグルクロームでもMS Edgeでも同じ状況です。早速出鼻をくじかれました。 Windows用のNACL Web Plig-inを探してもどこにもありません。 早くも詰んだかと思いがっかりしていました。 そこでNACL Web Plig-in についてネット検索をしてみました。 なんやら英語で「IE tabを使うとうまくいくよ」というような記事を見つけました。 IE tab はマイクロソフトの旧インターネットエクスプローラー対応ソフトを グーグルクロームで実行するためのプラグインらしいです。 そこでIE tabをブラウザーにインストールしました。 写真
この画面でAddressの欄にカメラのアドレスをインプットします。 そしてログイン情報をインプットするとやっとビデオが映るようになりました。 写真
さすがにHDカメラですので画質はかなり良いです。1920X1024、60fpsの映像が出せます。 TamronのCSマウントレンズが付属しています。このレンズだけでも新品を買うとかなり高いと思います。 残念なのはIE tabは有償ソフトで20日の試用期間が過ぎると19ドル払って 有償バージョンを使いなさいといわれます。しかしyoutubeなどではデリートして再インストールすれば また使えるよという人もいました。 別のソフトが使えないか探すことにします。なかなかむずかしい世界です。 Windows用のNACL Web Plig-in の代替ソフトは結局見つかりませんでした。 それにもめげずネットサーフィンをして見つけたのがこれです。 Dahua社のSmartPSS Lite です。しかし今一つ表示の自由度がありません。 <ActivexプラグインをEdgeで使えれば解決できる?> 最終結論が出ました。IPカメラのプラグインはActiveXプラグインであることが多くの 関連サイトを見てわかりました。旧インターネットエクスプローラはActiveXプラグインが 組み込まれていたようです。セキュリティの脆弱性からEdgeに移行したものと思われます。 IE tab は実行時にActiveXプラグインをEdgeまたはグーグルクロームに加えているようです。 したがってこのプラグインを設定すればよいのですがすでにインターネットエクスプローラは サポートが終わっています。それならMS Edgeにこの機能を付加すればよいことに気付きました。 この方法は次のようになります。 「レガシ サイトを Microsoft Edge で動作させる」 (1)Edge を起動。 Edge ブラウザの右上にある「・・・」 ↓ 「設定」をクリック。 (2)左側のメニューから「既定のブラウザー」をクリック。 (3)「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」を「許可」に変更。 (4)Internet Explorer モード ページでIPカメラのURLを登録します。 いくつでも登録可能です。これらのページは有効期限があり、ページ追加日から 30 日間 Internet Explorer モードで開きます。 したがって期間が満了すると再登録が必要です。 実行してみると警告が出てきますが許可して進めるとIE tabを使わなくても映像が出るようになりました。 グーグルクロームにはこのオプションはありません。

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