ようこそテクノおじさんホームページへ!(2024年10月1日号)

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長い猛暑が続いていましたがようやく涼しくなりました。
しかし10月の平均気温はまだ高いそうです。
10月になっても複数の台風が日本に近づいています。
今後も要注意です。
まだまだ風水害に注意する必要がありそうです。
皆さんも体調を崩されないようご自愛ください。

2024年10 月度の記事

    (1)地球温暖化


    東京では9月になって最も遅い真夏日を記録したそうです。地球温暖化の勢いのすざましさを感じます。

    台風が上陸する際必ずと言ってよいほど竜巻が発生しています。昔の台風ではあまり経験がないです。

    秋雨前線での能登半島の降雨被害も甚大ですね。地球全体の空気中の水分量が確実に増加しているのでしょう.

    (2)心に響かない自民党、立民党の総裁選挙候補者の演説

    一言でいうと「具体的にどうするか」がありません。

    みんなあいまいな言い方しかしない。また国民への機嫌取りのように思えます。

    「国民の生活を楽にする政治を目指します!」。具体的に何をやるのだ。

    働き手不足、移民の問題、難民認定、中国の脅威、外国人による犯罪、外国籍の人に選挙権など誰も触れようとしない。

    財源を確保しますというが増税ありきの話です。物価が大変上昇しているのにここには触れない。

    農産物、水産物の輸出を促進しますというが減反政策でコメの栽培を削減して国内の米価が高騰しているのに輸出とは。

    人材育成にも触れない。国の将来を担う有能な人を育てる考えを持っていないのか。

    パワハラ知事、パワハラ国会議員、パワハラ経営者などがどんどん出てくるのも教育の失敗事例だと

    いうことを心配しています。

    選挙が終わると直ぐ増税に走る。野党も全く頼りない。

    ロシアに加担する維新の議員、中国に媚びる議員団の訪中など腹が立つことが多いのも党がまじめにやっていないからである。

    兵庫県の斎藤パワハラ知事を擁護した維新の会は最近の選挙で負けている。

    国民は馬鹿ではない。必ずしっぺ返しを食らうことを各党は憶えていてもらいたい。

    (3)Windows11に搭載されたCoPilotを使ってみた

    これはChatGPTとよく似ています。使い方は簡単です。

    質問欄に日本語で質問すればすぐ回答が返ってくる。

    ChatGPTより使い方は容易なようです。ただ色々CoPilotに問い合わせてみたところ

    大抵の回答はGoogle検索による内容と大差ない回答です。

    皆さんも自分の名前を例に「〇〇さんはどのような人ですか?」と入れてみてください。

    たいした答えは得られないでしょう。

    ただソフトウェア開発支援としてソフトウェアのコードを教えてくれるのはGoodです。



    「Arduinoでアナログ値を読むプログラムを教えてください」

    答え

    Arduinoでアナログ値を読むには、analogRead() 関数を使用します。

    以下は、アナログピンから値を読み取り、シリアルモニターに表示する基本的なプログラムの例です。

    const int analogPin = A0; // アナログ入力ピンの指定
    void setup() {
    Serial.begin(9600); // シリアル通信を開始
    }

    void loop() {
    int sensorValue = analogRead(analogPin); // アナログ値を読み取る
    float voltage = sensorValue * (5.0 / 1023.0); // 電圧に変換
    Serial.print("Analog Value: ");
    Serial.print(sensorValue);
    Serial.print(" Voltage: ");
    Serial.println(voltage);
    delay(1000); // 1秒待機
    }

    このプログラムでは、アナログピンA0に接続されたセンサーから値を読み取り、 その値を電圧に変換してシリアルモニターに表示します。
    analogRead() 関数は0から1023の範囲で値を返し、Arduino Unoのような5Vのボードでは0Vから5Vに対応します。

    何か他に知りたいことがあれば教えてくださいね!


    (4)トヨタがIOCのスポンサーを降りた

    トヨタ自動車が、国際オリンピック委員会(IOC)と結んでいる

    五輪の最高位スポンサー契約について、パリ五輪が開かれる2024年で終了することが分かった。

    トヨタの契約金は、約8億3500万ドル(約1312億5000万円)とされていた。

    これはIOCが締結した史上最高額のスポンサー契約だと言われている。

    トヨタはIOCのスポンサー資金の使い方に不満を持っていたという。

    情報筋によれば、その資金は「アスリートの支援やスポーツの振興に効果的に

    使われていない」という。さらに、トヨタの良心に重くのしかかっていたのは

    東京オリンピックを巡る複数のスキャンダルだった。

    それには、日本オリンピック委員会(JOC)の招致における贈収賄疑惑、

    初期デザインの盗作疑惑、オリンピックスタジアム建設に関わる多数の

    企業による違法な過重労働の疑惑が含まれていた。

    トヨタが支払っていた金額は、産経新聞の記事だと総額1,000億円。

    他の報道だと2,000億円としているところもあります。

    東京五輪ではコロナ禍による延期→無観客開催、そして汚職の発覚による

    イメージ低下で、当初想定した成果を得られなかったと判断したのでしょう。



    (5)今度はJR貨物で検査報告書の不正

    鉄道車両では車輪は車軸に圧入する。圧入によって車輪と車軸は固く結合される。

    レールと接する車輪面には、レールと常に擦れ合うことや、車両の荷重がかかることによって少しずつ摩耗や小さな傷が生じます。

    安全性や快適な乗り心地のためには、この車輪面は常になめらかで均一であることが大切ですので、定期的に表面を削ってなめらかにします。

    この作業を繰り返していると、次第に車輪の直径は小さくなりますので、使用限度に達する前に車輪の交換が必要になります。

    古い車輪は油圧機器により車軸から抜き取ります。

    新しい車輪と、車輪の内径より大きくなるようサイズ調整された車軸、それに「車輪圧入圧抜装置」という専用機械を使って交換作業を行います。

    口径の違いで普通ならはめ込むことのできない車輪と車軸を70トンもの高圧力をかけてドッキングさせることで、絶対に抜けない加工を施します。

    今回の不正事案はあらかじめ決められている圧入荷重の範囲を超えて圧入した車両があったということです。

    報道では10%以上の圧入荷重を超えたということです。10%の挿入荷重オーバーは厳しすぎるのではないかと思います。

    現状のばらつきを考慮して言っているのかはなはだ疑問です。車軸をドライアイスで冷却し車輪を高温にして挿入すれば車軸径が小さく

    車輪径は大きな状態で入りやすくなるでしょうがどうもこのような焼き嵌め挿入は行われていないようです。

    では荷重超過で挿入された場合どんな不具合が予測されるのでしょうか。

    車軸と車輪の嵌合面端では歪が発生し歪んだ部分から走行による回転繰り返し荷重によりクラックが発生することが予想されます。

    クラックが進行すると折損事故につながります。

    一方圧入荷重が小さい場合は車軸と車輪の篏合面の面圧が不足し回転ずれが発生し摩耗が進行します。

    最後には車輪が空回りするか抜ける事故につながります。

    今回作業現場の「勘」に頼ったやり方が行われてきたということでしょう。

    圧入荷重は軸と車輪の径、軸と車輪の材料、温度、圧入速度、潤滑材の使用、などに依存するものと思います。

    もっと学問的にはっきりさせたうえでの基準設定が必要です。

    写真 
       車輪脱着装置(日本レールウェイテクノス)

    (6)東北新幹線で連結が外れ停止(9月19日)

    こまちとはやぶさの連結器が走行中に外れる事故が発生(9月19日)

    東北新幹線は仙台駅と古川駅の間で車両の連結部分が走行中に外れ停車しました。

    これまでにない事故です。乗客は音や衝撃もなく、スーッとスピードが落ちて

    動かなくなったと言っています。

    新幹線の連結器は分割併合装置をと呼ばれるます。

    機械的な故障による連結器分離なら結合されている電力線や信号線、制御線などは引きちぎられるでしょう。

    しかし今回このようなことはなく電気信号によって分離された可能性が高いのです。

    制御系の不具合で誤った信号が入ったかまたは乗務員のミスで切り離し信号が送られたかどちらかでしょう。

    もしも連結が不完全(結合ロック状態になっていない)のまま走行開始したとすれば走行中に

    どこかで抜けていたと思われますがこのようなことにはなっていません。

    制御信号にノイズが入ったともいわれていますが連結器を解除するにはエアーにより

    シリンダを動かす動作が伴いますのでこのような制御系へのノイズはあり得ません。

    私が疑うのは制御コンピュータの制御ソフトバグです。

    このところJR東海、JR東日本の新幹線に絡む事故が多いです。

    今回の事故も人為的ミスでなければよいですが。

    自動車では制御信号をモニターしてロギングしていますが新幹線車両でも同様機能は

    あると思います。問題は連結部の制御信号まで監視対象にしているかです。



    (7)山陽新幹線は保守工事延長による停止(9月23日)

    JR西日本によると、山陽新幹線は保守工事の延長のため、広島~小倉駅間で運転を見合わせています。

    また、一部列車の運転も見合わせています。

    JR西日本は何をやっているんだとの声しきり。保守工事っていうのは、新幹線の営業前に終わるべきなのでは?

    しかも夜間に行っていた定期的な保守工事が予定通り終わらなかったのが原因ということ。

    保守工事は、厚狭駅と新下関駅の間で終電後に架線の取り換えを行っていたものです。

    恐らく段取りが悪かったか作業間違いが発生したものと推測します。

    作業手順をしっかり守れるような体制の立て直しをやっていただきたい。

    また国土交通省の立ち入りがあるのかな。

    夜間作業でのJR東海の事故もJR西日本の今回の事故も続いているのでまた起こることが心配。





    (8)中国深圳での日本人学校テロ

    実に悲しい事件です。10歳の日本人男の子が中国人に襲われて死亡しました。

    中国での小学校でまず初めに教えることは「憎しみ教育」だそうです。

    日本や欧米への憎しみを植え付ける教育です。この時代に中国共産党は狂っています。

    このように教育された一部が米国人や日本人に危害を加えているのです。

    中国政府は「偶然でどこでも起こりうる事件だ」として謝りもしません。

    実に腹立たしいことです。日本政府の対応もいつも弱腰です。

    ところでこの子の父親はパナソニックの従業員だそうです。

    パナソニックもいつまでも中国にしがみついているのではなく速やかに中国から引き上げてください。

    中国で作られた製品など買いたくありません。

    今度の自民党総裁選挙で親中派の石破氏や林氏が当選したら中国はますます横暴になるでしょう。

    (追記 9月27日に石破が当選。だめだこりゃ!)

      (9)インテルCPUに大問題発生ーインテル終わってるー

      13世代14世代の高価格帯のCPU(Corei 9,7)で発生している問題です。

      高負荷のゲームを実行するとCPUのIC内部で回路が破損するという不具合。

      破損する原因は電力消費が大きくなって熱破壊することです。

      マザーボードのBIOSで電力制限を設定してもCPU側が電力を要求しているとのこと。

      詳しいことはわかりません。

      この問題はデスクトップPCのみならずノートPCでも発生する場合があるらしいです。

      AMDの場合は同じ高負荷のゲームを実行しても壊れないらしいです。

      したがってインテル社は大量の返品を受け付けることになります。

      ただしユーザーはCPUだけでなくマザーボードも破壊されるとのことで

      CPUの返品交換だけでは済む話ではないようです。



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      今月の技術Tips

      
      
      Windows10が2GBのメモリーでも動く理由
      
      「Windows10が2GBのメモリーでも動く理由」について説明します。
      
      Windows 10 以上では メモリーは8GB 以上が必要と言われています。 
      
      しかし 実は 2GB のメモリーでも Windows 10は動作します。
      
      なぜこのような少ないメモリーでも 動作するのかと言うと 実は実行モジュールを
      
      頻繁にメモリーとSSDとの間で入れ替えているからです。
      
      これを メモリースワップと呼びます。
      
      実際のメモリー空間としては実メモリーとSSDの一部を加えた量になります。
      
      しかしSSDからメモリーへの移動およびメモリーからSSDへの退避には時間が
      
      かかりますからプログラムの実行速度は当然実メモリーだけで実行するのに比べ
      
      かなり低下します。
      
      Windowsはこのような技術を使って2GBのメモリーでも実行はできるようになっているのです。
      
      16ビットCPU時代のプログラム実行方法
      
      昔のミニコンは16ビットマシンでした。16ビットのメモリー空間は64キロバイトです。
      
      現在のパソコンに比べてはるかに小さいです。ちなみに32bit Windows は約4.3GBです。
      
      したがってCPUは64キロバイトのメモリー領域内の情報しかアクセスできません。
      
      しかし64キロバイト以上になる大きなプログラムを動かす場合になるとどのように動かすのでしょうか。
      
      その方法は実行形式のプログラムを小さな単位に分けて管理するのです。
      
      これを実行モジュールと呼ぶことにします。これらはハードディスクに格納されています。
      
      実行が必要になった時点でメモリーに読み出し実行します。一連の実行動作が終了した時点で
      
      次のモジュールが呼び出され実行されます。現在のWindowsでもこのような概念が使われています。
      
      DLL(Dynamic Link Library)ファイルと呼ばれるファイルを見たことがあると思いますが
      
      これが実行モジュールです。
      
      ただし64キロバイト以上のとても大きいファイルです。
      
      16ビットマシンでは狭いメモリー空間しか使えないのでハードディスクとメモリー間の
      
      やり取りが頻繁に行われ実行速度が速くなりません。
      
      これを解決するためにはもっと広いメモリー空間が利用できる32ビットマシン、64ビットマシンが
      
      登場しました。現在のパソコンは64ビットが主流です。
      
      これにより大きな単位の実行形式モジュールがメモリーに配置できるようになり
      
      ハードディスクとのやり取りを少なくすることが可能になりました。
      
      ここで次の様な実験をしてみました。
       
      4GB のメモリーで Windows 10を動かしてみて 実行速度が実用的かどうかを調べてみました。
      
      結論は メモリーとディスクとのスワップ領域はそれほど大きくはなく 数十 MB のメモリー空間を
      
      利用しているようです。
      
      Google Chrome のような大きなアプリを動かすと やはり 動作は重くなります。
      
      下図はWindowsのメモリー管理の様子です。
      
      「コミット済み」とは、使用している物理メモリと仮想メモリ(メモリ不足のときストレージの一部を
      
      メモリとして使うもので、CPUの動作が遅くなる)の合計値です。
      
      コミット済みから使用中の物理メモリを引けば、現在の仮想メモリが出ます。
      
      仮想メモリは、ハードディスクの一部をメモリとして利用する際に、ハードディスク上に
      
      作成されるファイルのことです。
      
      
      写真 
      結論はプログラムをたくさん同時の動作させなければ4GBのメモリーでもあまり不自由なく プログラムが動くということです。 以上
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