ようこそテクノおじさんホームページへ!(2026年5月1日号)

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5月度記事

痛ましい事件,事故が多い。

京都府南丹市の義父による小学生殺人には本当に心が痛む。

JFEスチールの作業員落下事故も実に痛ましい。

そのほか恨みによる社員の殺人など毎日事件が報道されている。

とくりゅう犯罪にかかわった犯人も次々に検挙されているがこれも氷山に一角であろう。

さて桜も終わり梅雨の季節に近づいてきた。水不足は解消されなければならないが

あまりにも極端な降雨は望まない。地球の気候がおかしな方向に向かっているので

今後の降雨災害には気を付けたい。

    (1)AIの闇

    第三者が他人(著名人)の顔と声を借りAIを使ってあたかもその人が発信しているような

    YouTube動画が最近増えてきた。トヨタのロボットの紹介ニュースにトヨタに質問コーナーが紹介されていた。

    来場者がトヨタに質問すると豊田章男会長が質問に答える動画があった。

    これも同じAI動画。このようなAIが作り出した動画には注意が必要。

    日韓関係、対中国関係、皇室関係のテーマでよく見られる。

    内容をあまり信用しないでほしい。

    見分け方は日本語の読みがおかしい、しゃべる動画がぎこちない、繰り返しが多い、

    動画の一部が日常と違って何か変....など。

    AIでここまでできると、一体誰が発信しているのかわからない。

    これが悪用されると犯罪につながりかねない。

    国内のオールドメディアが国会の答弁のやり取りの整合性をAIを使って分析したと言っていた。

    何を馬鹿なことをやっているのだろうか。

    こんなこと人間が一番わかっているのだからAIなんか出すものではない。


    (2)米国はイランに敗北?

    トランプのちぐはぐなイラン対応が続いている。

    ネタニヤフと協調し自分からイランに攻撃を始めた。

    うまくいかないと欧州、日本、韓国は非協力的だという。

    どこの国も戦争には関わりたくないのが本来の姿だ。

    トランプのNATO、東アジア、ウクライナへの有事への協力的な対応がないだろうということは

    各国が認識し始めている。

    アメリカは自国さえ有利なディールが得られれば他国のことは知ったことではないという

    スタンスが明らかになってきた。

    これでは世界のリーダーとしてはやっていけないであろう。

    米国の対応は自国と世界の物価を上昇させている。

    またパキスタンの争い仲裁にも米国は関心が薄いようにも思える。

    力はあるが正義がない態度はいづれ世界から見放される運命にあると思う。

    一刻も早く停戦になることを願いたい。

    イラン、米国ともに勝者にはなりえない。

    (3)税金納付の時期到来


    毎年4月5月は納税の時期である。各種税金、保険料の納付がこの時期に集中する。

    つつましく生活していても普通預金の残高減少が最も速く進む。

    我が家の一年間の消費金額のほぼ4分の1を占めている。

    食料品、エネルギー費の値上がりも顕著で生活に余裕がなくなってきていることは間違いない。

    やはり日本の税金はかなり高いと感じざるを得ない。消費税の減額早く実現してほしい。

    子供を持つ家庭はさらに大変だろうと思う。

    (4)愛知県知事が農家に節水のための田植え時期延期依頼


    渇水状態が続いているが愛知県の大村知事は渇水対策のため農家に

    田植えの時期を遅らせてくれとの通達を出した。

    苗床の準備や田の代掻きなどが進行しているさなかの依頼だ。

    農家にとっては今更なにを言わんかだ。農業には準備期間が必要だ。1月2月の時点なら

    可能性はあった。でももう遅すぎる。県の泥縄式対応が露になった。

    大村知事は箱もの建設、イベントばかりやっていてはならない。東京、大阪より

    遅れている中京圏の交通網の改善、目立つ交通事故の低減、老朽化したインフラ対策、

    温暖化対策、建設を遅らせている人手不足、などもっと現場を回って進めてもらいたい。

    (5)降雨量とダムの水位回復


    宇連ダムの枯渇が懸念されている。

    宇連ダムが十分な貯水状態になるためにはどれほどの降雨量が必要か調査してみた。

    約100mmの降雨があると10mの水位上昇がデータからわかった。

    現在は3月末からの4月にかけての降雨により20m程度上昇している。

    水位が40mになるためには400mmの降雨量が必要である。

    台風並みの雨が降らなければならない。



    (6)静岡県で石油の出る井戸がある


    石油製品が高騰する昨今、ニュースで静岡県にある石油井戸のニュースを見た。

    場所は牧之原台地にある。静岡県牧之原市菅ヶ谷の「油田の里公園」周辺。

    明治5年(1872年)に発見され、その後約80年間にわたり原油を産出。

    太平洋側では珍しい油田であり、良質な原油(軽質原油)が産出された。

    1955年頃に閉山したが、油田の里公園では、現存する唯一の機械掘り井戸が保存されており、

    隔年でくみ上げイベントなどが開催される。

    (7)後期高齢者の運転免許証更新

    運転免許証の更新通知が届いた。4月23日の10時15分から認知症検査テストを実施するので警察署に来るよう書いてあった。

    この認知症テストは結構難問である。

    64個ある絵の中から16個が提示される。これを記憶しあとから何が出ていたかを記述する。

    これが結構難しい。しかしネットには傾向と対策動画が多くある。結局64個の絵をすべて憶えるしかない。

    100点満点のうち36点以上取れば合格らしい。

    恐らく自分の判定では60点以上取れたと思う。

    次は自動車学校での運転試験が待っている。

    (8)高さ約30メートルの足場崩れ、作業員5人転落 500トンの重り落下(4月7日)

    大変痛ましい事故である。

    川崎市のJFEスチール東日本製鉄所で、クレーンの解体作業中に男性作業員5人が転落した。

    クレーンについたおよそ500トンの重りが落下し、足場が崩れたということだ。

    この重りは鉄製で中にコンクリートが積み込まれている状態だ。作業はこの鉄製容器からコンクリートを

    出して重量を減らすためだった。複数の作業員が重りの上で作業をしているうちに重りがクレーンから外れ

    そのまま落下し土台を突き破って海に消えた。

    原因はまだ明らかにされていないが作業手順に問題があったと思われる。

    以前の会社勤めの頃、扇島のJFEスチールを度々訪問したことがあり、

    そこの従業員から「ご安全に」とよく挨拶されたことを思い出す。

    このような安全管理がなされている会社ではあるが外注先は同じレベルで管理されて

    いたのであろうか。

    (9)ちょっと?なAI活用

    東京都の公園で倒木が続き対策中。

    東京都は樹木医不足でAIによる倒木可能性を判断するという。

    この対応には人の命がかかっているのに実績のないAI応用か。

    外見を写真に収めAIが判断するという。

    倒木の原因は樹木の中の空洞や枯死部分の存在である。

    外見だけで判断できるものではない。

    話題性重視のお役所業務の悪い典型だ。

    せめてレントゲン写真を撮って判断するくらいでないと無駄な労力を作るだけだ。

    (10)東北地方でM7.7の地震(4月20日)

    また東北地方で大きな地震が発生した。津波警報も出たが幸い甚大な被害はなかった。

    日本中どこでも大きな地震が発生しうる。

    地震の被害を見てみると耐震対策が必要な構造物がまだまだ多く存在していることがわかる。

    古い建物やブロック塀、寺や神社などの鳥居、石の建造物、陥没する可能性のある道路、

    崩落の可能性のある山肌や崖、など。地震多発地域に限らず日本中で地道な対策が必要である。

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今月の技術Tips


今月の技術 Tips

AIの基礎

AIという言葉を聞かない日がなくなってきた。
しかし、よく考えてみるとAIにもいろいろな種類がありそうだということが分かってきた。
今回はよくわからないAIについて考察してみた。

世間一般でよく使われているAIの例

NHK:「AIによる音声で読み上げます」
YouTube:「AIが作成した英語で歌う日本の歌」
そのほか:「AIが作成したキリストに似せたトランプのX投稿画像」
論文や小説:「AIが作成した小説がコンクールで受賞」
製造業:「AIが溶接ロボットをコントロール」
    「AIがコントロールする人型ロボットがマラソン完走」
農業: 「AIが収穫した蜜柑の良否判定と大きさランク分け」
    「AIが気温、水温などを感知し最適に給餌する水産養殖業」
    
以上のようにAIは色々違った応用があるようだ。
当然その処理方法も異なっているであろう。
そこでAIが使われる技術分野を分類してみた。

分類
知識データベースの提供
 chatGPT、CoPilotのような対話型で知識データベースの提供
 文章の読み上げ。日本語の場合誤読が目立つ。
 論文作成援助
 人の蓄積ノウハウから解を提供
 
CG
 テキストからその内容に関連した動画生成
 静止画像を動画化 ex.KlingAI
 静止画、動画を加工
 
言語変換
 自動翻訳
 スピーチプロセッサー

エンジニアリング
 人型ロボット制御
 工業用ロボット制御
 ドローン制御(兵器を含む)
 画像認識応用(良否判定、大きさランク判定、など)
 野菜栽培管理、養魚管理
 防犯カメラの画像から犯人割り出し
 株の売買
 アニメの自動作成
 音楽の加工
 音声の加工
 自動翻訳

以上のように幅広い技術分野である。
では、AIにはどのようなコンピュータ技術が使われるのかを見てみる。
とにかく基本は人間が話す言葉を解釈、記述により与えられた命題を数値化して
これに対応するデータをデータベースから抽出し文章、画像、動画として
組み立てること。音声や動画のような膨大なデータを高速で変換する。
例えば文章を自分の声で読み上げる、ある人の写真の顔を別の人に置き換える、
着用している衣服のデザインを変える など。

最近注目されているNvidiaのAIプロセッサはAIに必要な高速演算処理ができる
プロセッサ(GPU)である。基本的には数千に及ぶ処理コアを持ち並列演算を得意とする。
AI処理には複雑な処理ができるCPUより単純で高速大量データの処理が可能なGPUが
適している。

AIの基本的な処理
①並列演算(数千コアによる学習→AI学習の主役)
②NPU(Neural Processing Unit)
③TPU(Tensor Processing Unit)

これらについては今後順に取り上げていく。

今月の例として「言語処理」を取り上げる。
1. 自然言語処理(NLP)の概要
定義: 人間が普段使う言語(自然言語)をコンピュータで解析し、処理する技術。
目的: 人間の意図を理解し、文章生成や情報抽出を自動化すること。
構成技術: 言語理解(分析)と言語生成(作成)の2つに大別される。 

2. 言語処理の仕組み(解析プロセス)
一般的に以下の手順で処理が行われる。 

形態素解析: 文を単語の最小単位に分割する。
構文解析: 単語間の係り受けなど、文の構造を解析する。
意味解析: 辞書などを用いて単語や文の意味を解釈する。
文脈解析: 前後の関係性や文脈を理解する。 

人の話す言葉は「あいうえお....」の発音から成り立つ。これら個々の発音を
周波数スペクトル、時間軸データとしてデーターベースを構築する(と思う)。
ある人が言葉を話す場合の時間軸データを逐一変換しデータベースに照らし合わせて
「あいうえお....」別に区分けする。
次にこれらの連続性から「単語(名詞、接続詞、形容詞、動詞など)」を
見出す。
以上のような多次元のデータ比較を行うにはCPUでも可能であるが音声データのような
多次元マトリックスの場合はGPUによる演算が適している。
グーグルの音声入力は音声認識とワープロ変換を高速で実行しているものと
思われる。ただし実行はグーグルのクラウドにて実施。
今月はここまで。


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