ようこそテクノおじさんホームページへ!(2025年9月1日号)

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9月度の記事

あまりの暑さにぐったりの毎日です。なぜこんなにも暑いいのでしょうか。
日本は高気圧に覆われています。高気圧は中心の上空から下に向かって空気が
流れる現象です。その空気は断熱圧縮されるため気温は上昇します。
ちょうど山越えの南風が山地を乗り越えて盆地に下って流れるときに
気温が上昇するフェーン現象と同じです。
日本を覆う高気圧は太平洋高気圧とチベット高気圧が現在重なっている状況です。
このため高い上空まで温度が高くなっている状態です。
太平洋高気圧は南方の海水蒸発による低気圧の上昇気流で作られます。
一方、チベット高気圧はチベット高原が太陽光で加熱されて発生します。
どちらも地球温暖化もこれらを強めているのでしょう。
温顔化防止対策は必至の状況です。

    (1)和平に対する浅はかなトランプのやり方


    アラスカの会議でトランプはプーチンに完全敗北しました。世界からの笑いものになりそうです。

    戦争を仕掛けたロシアに有利な提案を持ち出しています。

    ウクライナや欧州は当然トランプのやり方には納得しません。

    トランプは自らスウェーデンにノーベル賞授与をお願いしたそうです。まったくの恥知らずです。

    ノーベル賞は欲しくて与えられるものではありません。

    人間としてのまじめな努力に対して与えられるものです。

    (2)使えない10Gbps光回線


    現在1Gbpsの光回線を使っています。

    そろそろ10Gbpsの時代かなと思い10Gbpsのサービスを調べてみました。

    結論は今の私のネット環境を構築することが実現できないことがわかりました。

    10GB の宣伝には 各社速いことしか述べておりません。

    しかしそこには 落とし穴がたくさんあることが分かりました。

    その1つは PPPoE 接続ができないということです。

    従って 私のようにヤマハのネットボランチ電話や 自宅サーバーを立ち上げてるものにとっては

    全く使い物にならないということです。

    唯一 10GB サービスで PPPoE 接続サービスを提供している会社があります。

    IIJ 社です。しかし 月額コストは 14万円ほどで非常に高いです。

    現在私が払ってるプロバイダー費は全部込みで7000円弱です。

    完全な解決策にはなりませんが もう一つの手は10Gbps 回線と1Gbps回線の両方を家まで引くことです。

    この場合 コストは現在の2倍ほどになります。

    すなわち 1万2000円から1万3000円かかるということです。

    まあ ネット代に1万円以上の出費はもったいなく諦めざるをえません。



    (3)8月の豪雨災害


    また九州で大雨の災害が発生しました。

    日本中に西から北海道まで広がった前線による雨です。

    とくに九州では線状降水帯が発生し大量の雨が降りました。

    いつもなら梅雨 末期に現れる豪雨が8月の初めに現れたということです。

    やはり いつもの夏とは少し違いますね。

    まだまだ暑い日が続いておりますので 9月の初め頃 また同じような気象状態になることも考えられます。

    今後 台風が発生して日本を通過する場合があると思われますので今回の九州での大雨が降る状態は

    今後も発生すると思われます。皆さん気をつけましょう 。




    (4)AIを使うときの注意事項


    NECのルータを設定するためにgoogleやCoPilotで質問してみました。

    結論はどちらも有益だが疑って対応する必要があるということです。。

    「ダイナブックG83/FPにG83/DNのマザーボードは使えますか?」

    (これは使えることが以前にyoutubeで実践した人がいたので使えることが分かっての質問です)

    期待した答えは「搭載互換性はあります。しかし CPU の性能が違うので 性能差は出ます。」

    CoPilotの答えは

    G83/FPにG83/DNのマザーボードを使えるかどうかについては、以下の点に注意が必要です:

    🧠 世代・構造の違い

    • G83/DNは第8世代Intel CPU(2019年モデル)を搭載。

    • G83/FPは第10世代Intel CPU(2020年モデル)を搭載。

    この世代差により、CPUソケットやチップセットが異なる可能性が高く、マザーボードの互換性は基本的にありません。

    🔧 物理的な構造の違い

    • ヒンジキャップやスイッチの位置、天板ロゴの配置など、筐体構造にも違いがあります。

    • これにより、マザーボードの形状や固定位置も異なる可能性があるため、物理的な取り付けも困難です。

    🛠 修理・部品交換の注意点

    • dynabook G83シリーズは「初代(G83/DNなど)」と「二代目(G83/FPなど)」で分類されており、

    部品の互換性は基本的にないとされています。

    ✅ 結論:G83/FPにG83/DNのマザーボードを流用するのは、世代・構造・互換性の面で非推奨です。

    修理や交換を検討する場合は、同一モデルまたは同世代の部品を使用するのが安全です。

    もし目的が「部品流用」ではなく「性能アップ」や「修理コスト削減」などであれば、代替案も考えられます。

    どういった目的でマザーボード交換を検討されていますか?

    微妙な言い方ですね。

    これでは破損したG83/FPのマザーボードを外して G83/DN のマザーボードに交換する勇気は出なくなりますね。



    (5)東海道新幹線の最新車両でも電力変換器から発煙


    A700Sの最新の車両でもモーター駆動用インバータから煙が出る事故がりました。

    東北新幹線と同様、JR東海でも、やはり最近の猛暑に対する設計の問題が浮き彫りになったようです。

    こちらも冷却性能の評価が不足していたのであると思います。しかしこれまで活躍してきた旧型の車両では

    jr東海 も jr東日本 もほとんど 問題が出たことは聞いていません。

    それだけ 最新の車両で性能がより高く小型でしかもギリギリのコストなどで無理を

    強いられていることが想像できます。



    (6)東北新幹線でまた車両故障(8月24日)

    8月24日14:10過ぎ、やまびこ63号が大宮→小山駅間で車両故障。

    非常ブレーキが作動する故障。

    おそらく制御系の不具合検知による緊急自動ブレーキが作動したものと思われます。

    詳しい原因は後程発表されるでしょう。

    もしかしたら機器の冷却不足かもしれません。



    (7)フェリカの脆弱性が指摘される


    毎日新聞記事。ソニーのフェリカは交通系カードやお財布携帯で広く使われているカードです。

    このカードに脆弱性があるとある会社が指摘しました。でもどんな脆弱性かは書いてありません。

    おそらくフェリカカードに記録されたデータが改ざんできるということでしょう。

    チャージ額や定期券の期限書き換えの可能性が有るということです。

    このようなことはあまり公表しないほうがよいのではないかと思います。

    ハッカー集団が喜ぶだけです。

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今月の技術Tips

NEC Univerge IX2215をホームゲートウェイのように使う方法

技術tips

OpenWRTをテストしていたら暑さのせいかONUの出力(ユニポート)をハブで分配しMap-e接続とPPPoE接続の両方を

プロバイダ接続することで切断不具合が頻発するようになった。

以前は何も不具合は発生しなかった。

 写真
              以前使っていた従来の接続方法 ところが 今年の夏頃から この接続方法では一旦 繋がることはあるが1時間ほどして繋がらなくなってしまう。 なぜこうなったかわからないが使えない。 そこで 接続方法を 従来のホームゲートウェイのルーターから接続するようにした。 こちらは問題なく使える。  写真
              ホームゲートウェイでの接続方法 しかし いつまでたっても NTT のホームゲートウェイには制約が多くてここから脱出する方法が必要だと考えている。 そこで NEC やヤマハのルーターを使ってホームゲートウェイ なしに接続する方法がないかを検討した。 もちろん 光電話もホームゲートウェイに頼らない方法を取る。 ヤマハのルーターでは nvr 510を使えば 光電話も使えるようになる。 そろそろ 光電話を止めて SIM 方式の家電話の方法に切り替えたい気がしている。 これも安くはないがネット ワークの構成を光電話の制約なしに選べるためには光電話は害でしかない。 そこでIX2215を用いLANの配下にNVR510を配置する方法を考えた。  写真
           IX2215経由での接続方法 当初、WAN側のGe0とLAN側のGe2をPPPoEパススルー設定すればNVR510のNetvolante電話と光電話が使えると考えた。 しかしそれはできなかった。ある記事でIPv4のみブリッジすればNVR510で光電話がが使えると書いてあった。 方法はWAN側のGe0とLAN側のGe2をIPv4のみブリッジする方法を見つけたのでブリッジ設定を入れてみた。 コマンドは ! bridge irb enable no bridge 1 bridge ipv6  ’これでIPv6以外はパススルーする ! ! 接続はできたしNVR510にnetvolante電話、光電話も接続できる。 しかし配下のPCにVPNが通らない 親ルータのIX2215でVPNを通すポートが解放されていない VPNを通過させるためには,ルーターで特定のポートを開放する必要がある。 L2TP/IPsec VPNの場合、UDP 500, 1701, 4500, およびIPプロトコル50 (ESP) を開放する必要があります。 ポート開放は、ルーターの設定画面から行う。 コマンドは ip access-list web-f-w1-in-sl sequence-mode 100 ip access-list web-f-w1-in-sl 100 permit udp src any sport eq 2746 dest any dport eq 2746 ip access-list web-f-w1-in-sl 200 permit udp src any sport eq 500 dest any dport eq 500 ip access-list web-f-w1-in-sl 300 permit udp src any sport eq 1701 dest any dport eq 1701 ip access-list web-f-w1-in-sl 400 permit udp src any sport eq 4500 dest any dport eq 4500 しかしなぜかIX2215に設定しているMap-e接続がしばらくすると切れてしまう現象が発生。 ONUからの信号をHUBで分割したときの現象とよく似ている。 まだまだ課題がありそうだ。この方法も使えない。 「NEC UNIVERGE IX シリーズで DHCPv6-PD 再移譲と RA を同時に使う方法」という記事を見つけたので これを応用すればIX2215をNTTのホームゲートウェイのように動作できると思う。 次回の技術Tipsで試行結果を報告します。

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