ようこそテクノおじさんホームページへ!(2025年8月1日号)

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8月度

参議院選挙投票が目前なのに選挙カーにほとんど出会わない。選挙も変わったものだと

つくづく思う。しかし誰に投票すべきかがなかなか決まらない。

各候補者みんなまじめにやってくれるのかと疑問に思ってしまう。

ネットを駆使して当選した議員で公序良俗に反する行為や、あからさまにウクライナ戦争で

ロシアに加担するなど人間性を疑う参議院議員がいる。

よく考えて投票したのだが人気だけで当選したものも多い。

また今年は早くから酷暑が続いている。皆さん熱中症にならないよう体をいたわってください。

    (1)トランプ自動車関税25%→15%


    日本に対する自動車関税が25%から15%になりました。

    自動車は最も影響を受ける分野ですが、これは米国の自動車産業にも影響します。

    多くの日本製部品が輸出されています。このため日本製自動車の価格は上昇しますが

    米国製自動車も値上がりします。米国の産業への日本企業の貢献度について

    トランプ側は分かっていないように見えます(分かっていても自分の手柄を支援者に

    アピールすることが主目的となっている)。

    アメリカの景気は今はさほど悪くはないが物価は確実に上昇しています。

    これからトランプの関税政策でさらに上昇していくでしょう。

    7月に可決された減税法は政府収入を確実に減らし、必要な公共工事やサービスは

    少なくなるでしょう。またチップへの課税がなくなるとしても低所得の人たちが

    俄かに裕福になるわけではありません。持てる者持たざる者の格差はますます開き、

    問題の多い国になっていくのではないでしょうか。

    しかし同盟国に脅しをかけるトランプ政権にはアメリカも堕ちたものだと

    つくづく思ってしまいます。

    (2)プーチンに似てきたトランプ


    トランプのやり方はプーチンに似ているといわれています。

    自分に反対するものを徹底的に排除する、KGBのような組織を米国にも

    作ろうとしている、政治家の立場を利用して自分の富を築くなどです。

    これはプーチンに限らず北朝鮮のキムジョウウン、中国の習近平、なども同じであり

    国が衰退し崩壊する原因にもなります。

    またこれらの国では人民の命が大変軽く見られ国民を大切にすることはありません。

    ウクライナ戦争でなくなったロシア側の兵士は北朝鮮人、中国人、ロシアの底辺の

    人が多いのです。プーチン、他の首長は自分さえよければ人の命などどーでも

    よいのです。すべて自分または党が最も大切なのです。

    またトランプに人間としての温かみを感じたことは今まで一度もありません。

    すべてが損得の世界での発想なので地球温暖化や多様性社会など眼中になさそうです。

    これからのアメリカが心配ですがアメリカは失敗を正すことができる国です。

    今後に期待しましょう。

    (3)エアコンの故障


    今年もこの暑さななかエアコンが故障しました。

    昨年冷媒漏れで修理したばかりの25畳用シャープ製エアコンです。

    急遽イオンモールに入っているJoshin電機で三菱エアコン霧ケ峰を選びました。

    これだけ大きいエアコンはやはり高価ですね。

    今まで購入して壊れたエアコンは次のようです。パナソニック2台。フロア型は20年以上

    びっくりするほど持ちました。もう一台は5年で壊れました。

    シャープ3台。7年で故障廃棄、9年で故障交換。11年で予防交換。

    富士通1台稼働中(3年)、1台10年以上(稼働中)。ダイキン1台15年以上稼働中...と思っていたが

    8月29日に運転したら冷えなくなっていました。


    (4)参議院選挙の結果


    自民、公明の連立が大敗しました。当然の結果だと思います。

    米の価格対策、物価高対策、ガソリン減税など何一つできていないのが

    原因です。それでも石破首相は責任を取って辞任すべきなのにいろいろ

    理由を挙げてしがみつこうとしています。政治家は潔さが必要です。

    この人の理由を聞くと見苦しさが感じられます。

    それにしてもトランプ大統領を礼賛するような参政党には怖さを感じます。

    またロシアに味方する鈴木宗男の当選には腹立たしい思いがします。

    (5)トカラ列島の群発地震


    トカラ列島ではこれまで2000回以上の地震が発生しています。

    この地域は海側のプレートと陸側のプレートがぶつかり合うところです。

    地震は浅いところで発生していますがその下にはマグマが動いているということらしいです。

    今までに見られない回数の地震です。今後も要注目です。

    能登半島地震のように小さい地震が続き最後に大地震が発生した例もあります。

    (6)ルータを自作する

    ふと読んだ記事からルータが自作できることを知りました。

    そこで要らなくなったノートPCを使ってルーターの作成に挑戦してみました。

    やはり大変難しく苦戦しました。詳しくは今月の技術Tipsをご覧ください。



    (7)E8系新幹線の故障(続き)


    やはりこの故障原因は補助電源装置の設計ミスと評価不足であると判断します。

    東北新幹線で走行中の回送列車(E8系7両編成)に車両故障(加速不能)が発生し、

    宇都宮~那須塩原駅間で停車しました。

    一編成の故障ではなく他にも故障があったから単に偶発性の

    トラブルと判断はできません。

    問題の電力変換器の冷却性に問題があったということです。

    おそらくメーカーへの発注段階でJR側からのコスト低減、小型化、

    納入期間の短縮、などの強い要求が出ていたと思います。

    その結果評価が不十分で今回の故障につながったと思われます。

    結局、損害を被るのは強く要求したJR東になったということです。

    (8)インド航空の事故(続き)


    事故の原因は燃料OnOffスイッチが2個ともオフになっていたそうです。

    このスイッチは故意に操作しない限りオフにはならないそうです。

    もうお分かりですね。機長がオフにしたのです。

    副操縦士が騒いだにもかかわらず機長は冷静な口調で応答しているのが

    ブラックボックスの記録に残されているそうです。

    怖いですね。事故の原因が乗組員にあったということは。

    以前にも欧州の航空会社の副操縦士が機長が席を外したすきに、

    操縦室のドアを閉めて鍵をかけそのままアルプスに衝突した事件を思い出しました。

    パイロットたちの中には心の病を抱えている人が多いという。

    できるだけ安全な航空会社を選びたいものです。

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今月の技術Tips

<ルーターを自作する>

技術tips

先に結論から申し上げます。

日本の光インターネットの回線の仕様が闇の中にある感じでIPoE IPv4 over IPv6接続は

100%完全な形では実現できませんでした。


来るべきインターネット光サービスの10Gbit/s化に向けて準備を考えました。

10Gbitサービスは既に始まっているのですが対応ルーター、ハブなどが高価なため

なかなか個人使用では普及していないのではないかと思います。

例えば10Gbit対応のヤマハのルーターは13万円もします。

スイッチングハブも2万円以上しています。

そこで高機能なPCのCPU能力を生かしたルーターが自作できないか検討してみました。


OpenWRTというLinux系ソフトでルーターが自作できることがわかりました。

ただしOpenWRTはLinuxのディストリビューションのようなインストーラはありません。

いわゆるファームウェアとして提供されます。市販のルーターのファームウェアアップデートと同じです。

異なるところはファームウェアをあらかじめ別のPCにて、Rufusのようなツールを使って

ファームウェアイメージをSSDやHDDに書き込み、これをターゲットのPCに装着すると

OpenWRTが起動できるようになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

導入手順

OpenWRT のイメージダウンロード
https://downloads.openwrt.org/releases/
/24.10.2/を選択
https://downloads.openwrt.org/releases/24.10.2/
targets/を選択
インテルのCPUを用いたPCなのでx86/を選択次に64/を選択
generic-exe4-combined-elf.img.gz をダウンロードして解凍しイメージファイルを得る。

imageファイル: openwrt-24.10.2-x86-64-generic-ext14-combined-efi.img
これをRufusを使ってSSDまたはHDDにコピーしブートデバイスが完成。

SSDをPCに戻しPCを立ち上げる。

初期のアドレスは 192.168.1.1 に設定される。

管理用のPCのアドレスを192.168.1.10などに設定してOpenWRT にsshで接続が可能である。

windowsのコマンドプロンプトから
ssh root@192.168.1.1 と入力して入ることができる。パスワード設定がしてあればパスワードを入力する。

問題1 インターネットにつながらない
これが突破できないと先に進めない。インターネットにつながるようNEC IX2215のPPPoE接続LANに
BR端子から接続した。この状態でLuci(GUI)にもSSHもどちらも問題なくつながる。
しかしインターネットにつながらない。

対応
Luciで
Interfaces » lan->use custom DNS servers
①DNSを1.1.1.1に設定(これが正解)
Network->lan->edit
②ipv4 gateway 192.168.1.254 (ix2215のデフォールトゲートウェイ)
generalSettings->FireWallZoneSettings
③routing firewall setで
③-1 zone lan →wan all accept
③-2    wan→all accept
以上でインターネットにつながった。


Openwrtのインターフェイスは
brーLan wan wan6 と Map-e通信が必要な場合は wan7(名前は任意)が
基本的に設定されなければならない





LANの認識

例えばLANポートが3個認識された場合eth0,eth1,eth2という物理デバイスが存在することになる。

eth0をWAN側、eth1,eth2をbr-lan(ブリッジ)側にまとめてそれをlanとして認識させるには
viエディタで次のようにnetworkファイルを修正する。

私はLAN端子がPC内蔵のものとUSB-LANドングルを使いました。

この場合は内蔵がeth0、USBーLANがeth1となりました。

vi /etc/config/network   ( viよりも使い勝手が良いnanoを入れたいならopkg update ,
opkg install nano  を実行。)

まず標準の設定をします。

WANの設定

config interface 'wan'
        option device 'eth1' #ここは任意に選択
        option proto 'dhcp'

config interface 'wan6'
        option device 'eth1' #ここは任意に選択
        option proto 'dhcpv6'
        option reqaddress 'try'
        option reqprefix 'auto'
        option norelease '1'

LANの設定

config device
        option name 'br-lan'
        option type 'bridge'
        list ports 'eth0' #ここは任意に選択
       

config interface 'lan'
        option device 'br-lan'
        option proto 'static'
        option ipaddr '10.0.0.1' #任意に設定。
        option netmask '255.255.255.0'
        option ip6assign '60'

修正が終わったら次のコマンドで再スタート
これで一応ネットワークにつながる(インターネットはできない)
/etc/init.d/network restart



今回ノートPCを使ったため自動認識されたLANポートは一個だけです。
一個ではルーターは意味がありませんのでUSB接続のLANアダプタを接続しましたが自動では認識されません。
このアダプタが使っているチップはasixのax88179というものでした。
これのデバイスマネージャーをインストールする必要があります。以下はインストールコマンドです。

opkg update
opkg install kmod-usb-net-asix-ax88179

他のNICの例

OpenWRT x86/64でIntel製LANアダプタを使用するには、通常はドライバ(カーネルモジュール)を追加インストールする必要があります。
以下に、Intel NICの種類別にインストール方法をまとめます。
Intel LANアダプタの種類と対応パッケージ
Intel NICチップ
対応パッケージ名(ex. opkg install kmod-e1000 のようにインストールする )

82540/82541/82545 系列
kmod-e1000

82566/82567/82574L など
kmod-e1000e

I210/I211/I350/I340-T4
kmod-igb

X520/X540/X550 (10GbE)
kmod-ixgbe

最新のI225/I226 (2.5GbE)
kmod-igc(OpenWRT 21.02以降)

以上のように殆どのNICは使えそうです。

 写真
           立ち上げ時の画面(LAN,WAN,WAN6のインターフェイス情報) -------------------------------------------------- まずPPPoEでインターネットに接続してみる。 この接続はHGWからのlan出力を使った例である。


まずは標準的な/etc/config/networkの記述
--------------------------------------------------
config globals 'globals'
        option ula_prefix 'fd06:f49e:4528::/48'
        option packet_steering '1'

config device
        option name 'br-lan'
        option type 'bridge'
        list ports 'eth0'

config interface 'lan'
        option device 'br-lan'
        option proto 'static'
        option ipaddr '192.168.1.1'
        option netmask '255.255.255.0'
        option ip6assign '60'
        option gateway '192.168.1.254'
        list dns '1.1.1.1'

config interface 'wan'
        option proto 'dhcp'
        option device 'eth1'

config interface 'wan6'
        option proto 'dhcpv6'
        option device 'eth1'
        option reqaddress 'try'
        option reqprefix 'auto'
        option norelease '1'

config device
        option name 'br-lan'
        option type 'bridge'
        list ports 'eth0'

config interface 'lan'
        option device 'br-lan'
        option proto 'static'
        option ipaddr '192.168.1.1'
        option netmask '255.255.255.0'
        option ip6assign '60'
        option gateway '192.168.1.254'
        list dns '1.1.1.1'
------------------------------------------------
次にWANを使ってPPPoE接続のための修正を加えます。

WANにPPPoE設定
config interface 'wan' 
     option proto 'pppoe'
        option device 'eth1'
        option username 'uvm*****@biglobe.ne.jp'
        option password 'xw*******'
        option ipv6 'auto'

------------------------------------------------


これでPPPoEに接続することができました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次はIPv4 over IPv6 (map-e) の設定です。これもHGW経由の接続です。 結論から行くと大変苦労しました。 参考文献にて入力してみます。 入力が終わりましたら再起動をしてください。 うまく動作すればinterfaceにWAN7とWAN7_みたいなインターフェイスができれば成功です。.....とある。 しかし全く動かない。 ここでwan7のRX,TXが通信されているかチェック。RXが通信できていない。 さて原因は?。やはりHGWを経由して接続しているのが怪しい。 次のような参考サイトがあった。 参考文献は光電話なしのONU直結である。 これらはホームゲートウェイ経由の接続にはダメみたいだ。 ホームゲートウェイは以下ではwan7_の接続アドレス (CE=ルータがVNEと接続するためのIPv6アドレス)がmap計算と違っている。 これではつながらない。  写真
       map-e接続ではルーターがISPにIPv6で問い合わせるとIPv6PDアドレスを教えてくれる。        このアドレスからmapルールに基づきVNEと交信するためのCEアドレスが決まる。        CEアドレスと交信するVNEの窓口アドレスBRアドレスはVNEごとで異なる。        ホームゲートウェイは以下のOpenwrtは何もしないと/60のIPv6-PDを読むので        map計算ルールに合わない結果を導く。ここがホームゲートウェイ接続の落とし穴。        図ではGK41にopenwrtがインストールされていると仮定。 次のような記事を見つけた。これが参考になった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「DHCPv6のインタフェースwan6をただeth2に向けるだけの設定をしていたが、 この場合HGWが/60のサブネットを割り当てるためIPv6 PDがMAP-EのCEとprefixが一致せず 疎通できない原因となることが後に判明した。 このことはYAMAHAのv6プラス設定例でも明記されている。」これが原因か? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー すなわちHGWは次のような仕組みになっている。      写真
             HGWの接続

ISPであるJPNEのv6コネクトにおけるRA(ルータ広告)で広告されるプレフィックスは、 通常、/56から/64に分割されたものが利用されます。 具体的には、v6コネクト網からDHCPv6-PDでルータに割り当てられた/56のプレフィックスのうち、 先頭の/64がRAで広告されます。 しかしなぜかHGWは/60で再配布します。これが問題。 これにより当初設定 ip6prefix 240b:250:: では CEアドレスが不適当な値になっているようでmap-e通信が成立しません。 さらに参考記事がありました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「複製したインターフェスwan6sを用意したので以後それで表記するが、 このwan6sのCustom delegated IPv6-prefix (ip6prefix) にHGWがRAで 広告しているものと同じ64のprefixを指定することで(健全なルーターにはみえなくなったが) ひとまずこの問題が回避でき、インターネットに疎通がとれる。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー HGWからルータ側に出力されるのは/60(RA)らしい。図の/60(DHCPv6ーPD)ではないようだ。 YAMAHAのルーターはRAで接続しているのがコマンドからわかる。ただし/60のままでは mapルールが成立しないので/64のアドレスをwan6に書き込む必要がある。 光電話がない場合はVNEから/64でルータに来るため何もしなくてよい。下図      写真
             HGWなしでONU直下の接続

IPv6-PDのアドレスをwan6に直接記述または新たにwan6sを作成して記述。 以下はwan6sとして記述した例。wan7,wan6sにip6prefixを強制的に書き込む。 ------------------------- config interface 'wan7' option proto 'map' option type 'map-e' option peeraddr '2404:9200:225:100::64’' option ipaddr '14.10.0.0' option ip4prefixlen '15' option ip6prefix '240b:251:2c**:500::'  ここにIPv6-PDのアドレス(240b:251:2c**:5f0::/60)を                       変更した(240b:251:2c**:500::/64)を書き込む。                       現状表示は/60でopenwrtが取得したIPv6-PDの                       アドレス(240b:251:2c**:5f0::/60)。 option ip6prefixlen '31' option ealen '25' option psidlen '8' option offset '4' option encaplimit 'ignore' list tunlink 'wan6s' config interface 'wan6s' option ifname 'eth2' option encaplimit 'ignore' option proto 'dhcpv6' option reqaddress 'try' list ip6prefix '240b:251:2c**:500::/64'  ここにIPv6-PDのアドレスを(240b:251:2c**:500::/64)記述 option reqprefix 'auto'

        


-----------------------------
以上でうまくいくか?
結果は接続できた。  写真
       map-e接続時の状態(WAN6に /64でipv6-PDアドレスが付与されている)) 成功例の記述


ネットワークのconfig

root@OpenWrt:~# cat /etc/config/network

config interface 'loopback'
        option device 'lo'
        option proto 'static'
        option ipaddr '127.0.0.1'
        option netmask '255.0.0.0'

config globals 'globals'
        option ula_prefix 'fd75:3dca:8e94::/48'
        option packet_steering '1'

config device
        option name 'br-lan'
        option type 'bridge'
        list ports 'eth0'

config interface 'lan'
        option device 'br-lan'
        option proto 'static'
        option ipaddr '192.168.2.1'
        option netmask '255.255.255.0'
        option ip6assign '60'
        list dns '1.1.1.1'

config interface 'wan'
        option proto 'dhcp'
        option device 'eth1'
        option metric '5'

config interface 'wan6'
        option proto 'dhcpv6'
        option device 'eth1'
        option reqaddress 'try'
        option ip6prefix '240b:251:2c**:500::/64'
        option encaplimit 'ignore'
        option reqprefix 'auto'
        option metric '1'

config interface 'wan7'
        option proto 'map'
        option maptype 'map-e'
        option mtu '1460'
        option encaplimit 'ignore'
        option tunlink 'wan6'
        option peeraddr '2404:9200:225:100::64'
        option ipaddr '14.10.0.0'
        option ip4prefixlen '15'
        option ip6prefix '240b:251:2c**:500::'
        option ip6prefixlen '31'
        option ealen '25'
        option psidlen '8'
        option offset '4'
        option legacymap '1'
        option metric '0'
        
        



DHCPのコンフィグ

root@OpenWrt:~# cat /etc/config/dhcp

config dnsmasq
        option domainneeded '1'
        option boguspriv '1'
        option filterwin2k '0'
        option localise_queries '1'
        option rebind_protection '1'
        option rebind_localhost '1'
        option local '/lan/'
        option domain 'lan'
        option expandhosts '1'
        option nonegcache '0'
        option cachesize '1000'
        option authoritative '1'
        option readethers '1'
        option leasefile '/tmp/dhcp.leases'
        option resolvfile '/tmp/resolv.conf.d/resolv.conf.auto'
        option nonwildcard '1'
        option localservice '1'
        option ednspacket_max '1232'
        option filter_aaaa '0'
        option filter_a '0'

config dhcp 'lan'
        option interface 'lan'
        option start '100'
        option limit '150'
        option leasetime '12h'
        option dhcpv4 'server'
        option dhcpv6 'server'
        option ra 'relay'
        option ndp 'relay'

config dhcp 'wan'
        option interface 'wan'
        option ignore '1'
        option start '100'
        option limit '150'
        option leasetime '12h'

config odhcpd 'odhcpd'
        option maindhcp '0'
        option leasefile '/tmp/hosts/odhcpd'
        option leasetrigger '/usr/sbin/odhcpd-update'
        option loglevel '4'

config dhcp 'wan6'
        option interface 'wan6'
        option ignore '1'
        option master '1'
        option ra 'relay'
        option dhcpv6 'relay'
        option ndp 'relay'

config dhcp 'wan7'
        option interface 'wan7'
        option ignore '1'


次はONU直結で接続できるかトライしてみた。 ONU直結の場合ISPはDHCPv6で送り出すが厄介なことにWan6のIPv6アドレスを配布しない。 分かるのはIPv6-PDアドレスのみ。したがってwan6のアドレスなしではmap-e通信は不可能で あることが分かった。ここまでずいぶん時間を取られた。 Map-e接続のための必要事項 <wan6にipv6アドレスをstaticで記述する> option proto 'static' <ISPから配布されたPDプレフィックスを元に設定>  PDプレフィックスが2400:xxxx:xxxx:xxxx::/64'の場合 例えば2400:abcd:1234:5678::/64 が配布された場合、::1 や ::2 を付ける。 option ip6addr '2400:xxxx:xxxx:xxxx::1/64' <ゲートウェイ(ISPが明示していない場合は省略可)> option ip6gw '2400:xxxx:xxxx:xxxx::fe' <任意のIPv6 DNS(Google Public DNSなど)の設定> option dns '2001:4860:4860::8888' 以上を考慮したconfig設定 ネットワークのconfig

root@OpenWrt:~# cat /etc/config/network

config interface 'loopback'
        option device 'lo'
        option proto 'static'
        option ipaddr '127.0.0.1'
        option netmask '255.0.0.0'

config globals 'globals'
        option ula_prefix 'fd0d:aa06:3b55::/48'
        option packet_steering '1'

config device
        option name 'br-lan'
        option type 'bridge'
        list ports 'eth0'

config interface 'lan'
        option device 'br-lan'
        option proto 'static'
        option ipaddr '192.168.1.1'
        option netmask '255.255.255.0'
        option ip6assign '60'
        list dns '1.1.1.1'

config interface 'wan'
        option proto 'dhcp'
        option device 'eth1'

config interface 'wan6'
        option proto 'static'
        option device 'eth1'
        option reqaddress 'none'
        option encaplimit 'ignore'
        option reqprefix 'auto'
        option ip6prefix '240b:251:2ca0:500::/64'
        option metric '1'
        option norelease '1'
        option ip6gw '240b:251:2ca0:500::fe'
        list dns '2001:4860:4860::8888'
        list ip6addr '240b:251:2ca0:500::6fb6/64'

config interface 'wan7'
        option proto 'map'
        option maptype 'map-e'
        option peeraddr '2404:9200:225:100::64'
        option ipaddr '14.10.0.0'
        option ip4prefixlen '15'
        option ip6prefix '240b:250::'
        option ip6prefixlen '31'
        option ealen '25'
        option psidlen '8'
        option offset '4'
        option legacymap '1'
        option metric '0'
        option encaplimit 'ignore'
        option tunlink 'wan6'

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root@OpenWrt:~# cat /etc/config/dhcp

config dnsmasq
        option domainneeded '1'
        option boguspriv '1'
        option filterwin2k '0'
        option localise_queries '1'
        option rebind_protection '1'
        option rebind_localhost '1'
        option local '/lan/'
        option domain 'lan'
        option expandhosts '1'
        option nonegcache '0'
        option cachesize '1000'
        option authoritative '1'
        option readethers '1'
        option leasefile '/tmp/dhcp.leases'
        option resolvfile '/tmp/resolv.conf.d/resolv.conf.auto'
        option nonwildcard '1'


これでうまくいくと思ったが何を変更してもmap-eが疎通しない。 なので限界と判断し諦めた。もっと勉強してからチャレンジする。 NTT関係の機器情報はほとんど公開されていない。古い体質の会社 なのだからか理由はわからないが少なくとも国内のルーターメーカには 当然公開しているはず。そうでなければ製品は造れない。 さらに調べたが10gbitの光クロスはもっと訳が分からない。 ますます素人エンジニアには手が出せない遠い世界になってきた。 ここで気が付いたのはAIに色々聞いたがグーグル検索で出てくる 回答はあまり当たらない。むしろマイクロソフトのCoPilotの方が 品質が良いと思いました。

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